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24年7月に読んだ本の一言感想メモ

◆24年6月はコチラ

・『あした死ぬかもよ?』ひすいこたろう★★★☆☆

よりよく生きるためには「メメント・モリ(死を忘れるな)」という逆説的なお話。しかし、あまり死を突き詰めすぎても陽明学者みたいな太く短い人生になりがちなので何事もバランスが大事かなーと思うオイラです。

・『202X 金融資産消滅』近藤駿介★★☆☆☆

世界最大のファンド・GRIFがもうじき年金確保のための特大売りを開始するから「日本株は危険」と警鐘を鳴らす本。でも最近は外資もけっこう入って来てるし円安だから長期ではむしろ上なんじゃないかと思ってます。

・『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子★★★☆☆

珠玉のエッセイ集(祝・映画化)。人間歳を取るにつれ丸くなっていくものですが、歯に衣着せぬ尖った物言いで面白く読ませていただきました。

・『金融のプロが実はやっている最もシンプルで賢い投資の結論』北村慶★★★☆☆

つみたてNISAで「eMAXISバランス(8資産均等型)」買っとけ!⇐結論。ただ僕は債券と不動産をポートフォリオに組み込むのは少々懐疑的で、オルカン(全世界株式)に全ツッパでええんちゃいますかね。

・『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』佐藤愛子★★★☆☆

前作から8年後の新刊ですが、さすがに疲労の色が濃くて辛そう…。あとがきで断筆宣言をなさっていますが、御年百歳を迎えられた記念にメモ書きの寄せ集めでかまわないから何か発表されないかしら。

・『Xデイ到来』藤巻健史★★★☆☆

ハイパー藤巻先生のいつもの「ハイパーインフレが来るぞ!」論ですが、コロナ以後の相次ぐ円安で注目度が高まってきています。日銀は1ドル160円を防衛ラインに必死で介入してますが、どうなるでしょうか。

・『敗者のゲーム』チャールズ・エリス★★★☆☆

インデックス・ファンドしか勝たん」という内容を200頁にわたり、微に入り細を穿ち解説した本。NISAが普及した今では常識的な話ばかりですが、本書が著された1985年当時はかなり画期的だったんですよねー。

《今月の私的トップ3》


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