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読書記録|働き方のモヤモヤ言語化と、これからを考える補助線に


時短勤務中のモヤモヤ


皆さん、働き方に
モヤモヤしていませんか?

私はかなりモヤモヤが減りましたが、
5年ほど前、それはそれは、
寝ても覚めても働き方について
悩んでいました。

5年ほど前というと、
2人いる子どもの上の子が
保育園に通い、時短勤務をしていたころ。

産前は営業を担当していた会社に、
育休後は事務として復帰。

事務という
「間違わなくて当たり前」
「お客さまと直接関りがない」
という仕事内容が好きになれず、
営業をしたい!
お客さまと直接かかわりたい!
と悶々としたものです。

だけど営業をするには、
長時間労働が必要。
それには保育園の送迎を
誰かに代わってもらう
必要があるけれど、
夫は自分の働き方を
改める発想はなく
(この件めっちゃ衝突した)、
実家はお互い1時間強の場所。

保育園送迎時にすれ違う
パパやおじいちゃんおばあちゃんを見て、
とても羨ましく思ったものでした…。

また、仕事そのものの他、
産後の人との関わりの少なさにも
モヤモヤを感じていました。

地元じゃない地域での子育て。
知り合いが周りにおらず、
ママ友はできたのですが
距離間がある関係しか築けず、

例えば上のような働き方について
腹割って話せる友人がいなくて、
寂しさも感じていました。

なんでモヤモヤしていたの?
何を目指して副業を始めた?

前置きが長くなりましたが、
今回ご紹介する尾石晴さんの本
『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』を読んで、
この時のモヤモヤの解像度が
高まったなぁと感じています。

本の中では、
長い人生を幸せに生きる上で
必要な3つの要素を軸に、
話が進んでいきます。

その3つとは
「お金」
「健康(頭・体・心の)」
「人とのつながり」

例えばFIREして自由気ままな
生活を送っていたら身体を壊した、

仕事人間で家族や友人との
楽しい幸せな思い出が少ない…

お金はあっても健康が損なわれる、
人との繋がりがなくては、
人間は幸せに生きられない。

では、この3つの要素を得るには、
何をしたらいいのか?

それは「仕事をし続けること」。

特に自分に裁量権があり、
やりがいが持てる「自分業」を
つくることを本書では
オススメされています。

自分業のススメの後は、
自分業の作り方や、
その広げ方についても紹介。

読み進めながら
「そうそう、自分がモヤモヤに
感じていたのはこれなんだよ!」
と激しく共感しました。

5年前、
お金も健康も、今のところ
そんなに問題はない。

だけど「そんなに」だから、
やっぱり不安はある。

あと決定的に自分に
足りなかったのが
「人とのつながり」。

だけどそれをどうやって
作ったらいいの?
というモヤモヤの中、
私が見つけ出した答えが
「自分の好きなこと(イラスト)で副業する」でした。

副業を通して、
イラストを描いてほしいと
いうお客さまと出会えた、
そのイラストを販売するには
どうしたらいいかという
マーケティングの先生とも出会えた、
仕事関係から
色んなコミュニティにも繋がれた…。

今まで名字でしか
呼ばれなかったのに、
下の名前や「にふみんさん」と
リアルでも呼ばれる関係が増えた。

それが、副業を始めて
一番得られたものです。

自分業を広げるための人間関係

また私は去年の秋に
フリーランスになったのですが、
今後の働き方についても
とても参考になりました。

それは、人とのかかわり。

煩わしい人間関係から解放されるのが
フリーランスの良いところですが、
逆に自分の成長を促すような
人との出会いが減る、なくなるのが
怖いところでもあります。

「気を遣う」「緊張する」
そんな人のことを本書では
「ストレッチゾーンにいる人」
と書かれています。

ストレッチゾーンにいる人との
関わりが減ると、
コミュニケーション能力や
知識習得スキルが落ちる、
というデメリットが…。

阿吽の呼吸で通じる
関係性は気持ちが良いが、
自己成長という視点からは、
会うのがおっくうに
感じる人との接点も大事。

尾石晴さんはその
ストレッチゾーンにいる人
というのはどういう人か?
を言語化されているので、

自分も晴さんを参考に
「ストレッチゾーンな人」を
書き出し、積極的に
接点を持つようにしたい
と改めて思ったのでした。

まとめ

今回は大石晴さんの本
『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』
を読んでの読書感想を書きました。

本書を読みながら、5年前、
まわりにお手本やロールモデルを
見つけられなかったけれど
「このままじゃ、ダメだ!」
と思い切って一歩踏み出した自分、
ほんとによくやった!!と
誇らしげな気持ちになりました。

また、
今後フリーランスの中で
自分業をどう広げていくのか、
「お金」「健康」「つながり」という
補助線を使って
デザインしたいなと思います。

最後に。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
働くことにモヤモヤしている方をはじめ、
どなたかの参考になれば、幸いです。

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