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【読書記録】仕事に「好き」を、混ぜていく。あなたのB面を本業に生かすヒント/電通Bチーム著
こんにちはーー!!!
16冊目の読書記録、やっていきまーす。
よろしくお願いします!!!
今日の読書記録は、仕事に「好き」を、混ぜていく。あなたのB面を本業に生かすヒント/電通Bチーム著 です。
なぜ、この本を選んだか?
好きなことで仕事をしたい!!
好きなことは仕事にしない方がいいって言う派もいらっしゃいますが、僕は好きなことで仕事をしたいというポジショニングです。
もし、好きなことを仕事にできるのであれば、仕事が楽しいと思え、仕事に対するストレスも軽減できるのではないかと思うからです。
なかには、仕事なんて何をやっても工夫次第で楽しくなるという理論もわかるのですが、より好きなことを仕事にできた方がいいと僕は思うのです。
この本を読み、実行することができれば今の仕事に好きなことを混ぜることができるかもと思いました。
どんな本?
作者は電通Bチームです。
あの有名な広告代理店の電通です。
そこがまず面白かったです!
電通Bチームとは何かと言うと、
電通Bチームとは株式会社電通に実在する特殊クリエイティブ部隊で、
①本業(A面)以外に、個人的側面(B面=私的活動、すごい趣味、前職、大学の特殊な専攻etc.)を持っている社員が集まり、
②メンバーの多彩な特技と情報収集力を最大限活用し、世の中に今までと違う方法(=プランB、オルタナティブアプローチ)を提供するというBについての2つの由来があり、「Bチーム」と呼んでいる。
つまり、メンバーの得意なこと、好きなことを、本業=A面に組み合わせて、これから世の中に必要だと思う、価値や意味のあることを、社会や企業に提供するチーム。
とても長い説明になってしまったのですが、本業×その人の得意なこと、好きなことと両軸で活躍されている集団の方たちです。
内容は、
B面を見つける
B面を育てる
Bチームの作り方
Bチーム運営のコツとヒミツと意味と価値
B面を個人で生かす方法
となっています。
僕もB面を見つけ、育て、仕事にしていきたいと思いました。
それでは、この本でのポイントを紹介していきます。
ポイント① 会社にいながらでもすごいことはできる
大手、電通だからこそ、できることはあるのでしょう。
電通Bチームにはすごい人がたくさんいました。
Bチームがユニークなのは、○○担当というように前職や好きなことで○○の部分をひとりひとり決めているところです。
美容、イラスト、発明、盆栽、SNS、薬学、世界のカフェ、北海道
等々。
とてもジャンルの幅が広いです。
この本は、2020年発行で、56人在籍のようです。
こんなにも多くの知見がいるメンバーであれば、おもしろいアイディアが生まれそうです。
会社なのにかなり楽しそうでもあります。
また、B面部分のレベルはメンバーそれぞれだと思うのですが、中にはすごいことをB面でやっている人もいます。
書籍の刊行
大学の講師
介護職の開発のサポート
マンガのライター
美容インスタグラマー 等々
サラリーマンでもやり方次第で、副業にこんなにも可能性があるのだと驚きました。
自分もサラリーマンですが、工夫とやる気次第でまだまだできるんだと希望を見せてもらうことができました。
ポイント② B面を決めてみる
もし、
「自分もサラリーマンをやりながら、B面で活躍したい!」
って、なった際には、どのようにB面を選べばいいのでしょう。
この本では5つのB面を選ぶ方法を紹介されています。
私的活動パターン・・・個人的に何か活動やプロジェクトを持っている人
趣味タイプ・・・本業以外に趣味がある人
前職タイプ・・・今の本業と違う業界にいた人
学校の専攻タイプ・・・大学等での専攻を引っ張り出して本業と掛け合わせる人
バックグラウンドタイプ・・・「出身地」「親」「血液型」「左利き」「性格」等
B面は、このように以外と今から新たに見つけるよりかは、過去や現在に既にあるものなのかもしれません。
この本では、Bチームのメンバーの方のコメントも記載されているのですが、
「B面はすでにそこにあるもの」
このような意見が結構多かったです。
また、近しい人に聞いてみるという方法もいいそうです。
ぜひ、一度考えてみてほしいと思います。
ちなみに、僕のB面は読書関連で何かできないかと模索してみたいと思います!
ポイント③ B面の育て方
ポイント①のところで、Bチームのメンバーがすごいこともやっているということを取り上げたのですが、どうしたらそんなにすごいことができるのでしょうか?
なんてことはありませんでした!
ゆるく楽しむ。
自然栽培が重要!
とのことでした。
もっとB面に本気なのかと思えば、みんなガツガツして、B面の活動はやっていませんでした。
勝手にやっている
楽しいことには抗えない
強制的にやるものではない
など、そんなゆるーいコメントが多かったのです。
そんな中で、勝手にやるものですから、趣味等が発展し、
アナログゲームを作る人
元映画館をリノベした人
フェスをプロデュースした人
ハンドメイド作品を販売した人
ブログを書く人
自分のサイトを持っている人
オンラインサロンに入っている人
このようにゆるい中でも継続して行動していくと、
大きなことだってできるようです。
会社員は、お金は安定して入ります。
その、生活で余ったお金と空いている隙間時間をB面にかけていくとおもしろい事ができる。
そんな風に思えました。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上が、『仕事に「好き」を、混ぜていく。あなたのB面を本業に生かすヒント』でした。
会社員の僕からしたら、とても羨ましいと思った本でした。
電通Bチームに僕も入りたいと思いました。
でも、もちろん本業も頑張ることの重要性も書かれていました。
Bチームをするには、会社の人からの信頼関係ももちろん大事ですからね。
仕事もある程度こなしながら、B面も楽しむ。
そんな生き方をしたいと思えた1冊でした。
皆さんも機会があれば、ぜひ一読してみてください。
ではでは~。