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【読書記録】まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である/クリスティーン・ボラス著

こんにちはー!!

本日で15冊目の読書記録。

今日も楽しく学んで行きたいと思います。

本日は、まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略であるについてです。

なぜ、この本を選んだか?

2日前にこちらの本の読書記録をアップしました。

この本にも、礼儀正しさが大切と言うことが書かれていました。

普段、謙虚でいようと思ってはいるものの積極的に礼儀正しさを取り入れようとしたことはありませんでした。

「この本を読んで、礼儀正しさ力を磨きたい!」

そんな思いでこの本を手に取りました。

どんな本?

Civility には、「礼儀正しさ」という意味があるようです。

タイトル通りですが、礼儀正しさの重要性についてストーリー形式で学べる本です。

  • 礼儀正しいことがどれだけ重要か

  • チームで礼儀正しくするにはどうしたらいいか

  • 無礼な人との接し方 など

このような事がまとめられています。

では、本のポイントの紹介です。

ポイント① 無礼だとどれだけ損するのか理解する

無礼な人を見たり、無礼な態度を受けると本当にイラッとします。

横柄な態度、マウントを取る言動だったりすると、怒りがフツフツと湧いてきます。

こういった言動がどれだけ影響するかというと、この本には、

3つ上のフロアにまで伝染するとのことです。

また、具体的な金額では、年間5000億ドルの金額の損失にまで上るとのことです。

17の業界の800人の管理職や従業員を対象に「職場で誰かから無礼な態度を取られている人に」行った調査結果では、このような結果が出ているそうです。

無礼な態度に気が病んでしまい、そのせいで仕事に使うべき時間を奪われている・・・80%
自分の業績は低下している・・・66%
仕事にかかる労力を意図的に減らしている・・・48%
仕事にかける時間を意図的に減らしている・・・47%
仕事の質を意図的に下げている・・・38%
組織への忠誠心が低下した・・・78%
無礼な人にストレスを感じたせいで顧客への対応が悪くなることがある・・・25%

『まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』より引用

人が転職する理由に、社内の雰囲気が悪いことや、人間関係が悪いなどがランキング上位に上がってきます。

このように思うと、礼儀正しさは本当に重要な要素であることがわかりますね。

ポイント② 礼儀正しさ力をUPする技術

では、礼儀正しさ力をUPするには、どのような技術が必要なのでしょうか。

この本には2つ紹介されていました。

1つ目が、『10/5ウェイ』という方法です。

これは、

  • 10フィート=約3メートル以内に近づいたら微笑みかける

  • 5フィート  =約1.5メートル以内に近づいたら『こんにちは』と声かをかける

という方法です。

こんなに、丁寧な人っていないですよね。

僕はと言えば、忙しさにかまけてしかめ面で義務的に挨拶をしていました。

ぜひやってみます!

2つ目が、人と話すときの注意事項です。

話すより、聞くことが重要だということです。

「俺の若かった頃は~・・・」

こんな、話は求めてません!!!

一気にコミュニケーションのモチベーションが下がります笑

今困っていることに対して理解して教えて欲しいのです。

また、ポイントとしては、RASAという視点で人とコミュニケーションを取ることが重要です。

  • Receive その人に注意を向けて話をよく受け止める

  • Appreciate 尊重していることを伝えるにはできるだけ余計な合いの手を入れて話を妨げないようにすべき

  • Summarize 「私が今、聞いた限りでは」「あなたは~というふうに考えているのですか」といった具合に話をまとめる

  • Ask questions 話が終わったあとに質問をする

この4つを意識するだけで部下は、

「わかってくれてる~」と、なります。

そうなると、コミュニケーションも円滑になり、仕事のモチベーションも上がってきますよね。

ポイント③ 無礼な人から身を守る方法

人事異動や転職などで無礼な人に当たってしまうこともあるのではないでしょうか?

僕も何度もあります。

「もう、二度とこの人の顔をみたくない。」

そんな状態です。

では、このような時にどのようにすればいいのでしょうか?

この本には、以下の手順で考えるというのが記載されていました。

相手が無礼でどうしようもないとき一度冷静になって自らにこの3つのことを問いかけてみるんです

①加害者となった人になにか言い返しても身体的な危険はないか
②その人が無礼な態度を取ったのははじめてか
③その無礼なふるまいは意図的なものか


ひとつでも『ノー』があった場合は相手と直接話合ってはいけません

『まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』より引用

なるほど!
このチェック項目があると、冷静に物事を見ることができそうです。

もし、すべてに『イエス』だった場合は、話し合いをします。

その際には、

  • どうすれば最もお互いにとって利益になるか

  • 互いの人格については触れない

  • 聞く姿勢も重要

  • どう話すか注意する

これらのことを注意しながら、話し合いをするといいそうです。

もし、どれかに『ノー』があった場合は、

  • 会話を手短にする

  • 要点だけを単刀直入に話す

  • 顔を合わせて仕事をする機会を最小限に減らす

  • 顔を合わせなくてはいけない時は自分のオフィスからは遠く離れた場所にいるようにする

これらの手段で対策を打ちます。

僕は無礼な人に当たった際には、ひたすら現状維持&我慢でした。

その結果、仕事が嫌になって転職をする。

ということでした。

話し合うor距離を取る

そんな選択肢もありなのですね!

感想

以上が『まんがでわかる Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』の読書記録でした。

礼儀正しさ、本当に重要だと思いました。

すべての人が礼儀正しさを身につければ、どれだけ優しい世界になるかと思います。

そうなると、モチベーションもあがるんでしょうねー。

まずは自分から礼儀正しい人になろうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではでは~。

書籍版はコチラ


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