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大腸手術、100分の1の確率での出来事

手術の日の朝、私は暢気に寝坊しました
看護婦さんがカーテンを開けた音で目が覚めました
グッスリ眠っていた私に、「良かった、緊張して眠れない方が多いから、まだ眠ってても大丈夫ですよ」と言ってくれた
全く緊張していない私は、手術室に向かう時急に緊張し始めて怖くなった
自分で歩いて手術室に看護婦さんと向かったけれど何度も帰りたいと思った心臓のバクバクしてる音で耳がうるさい

20歳の時に扁桃腺の手術をしていたので手術室は2回目なのに怖くてたまらなかった
色んな機会と大きなモニターがたくさん先生もたくさん

ベッドに寝てから直ぐ眠りました

私はジッとしているのが苦手で、寝ていてと言われると拷問と思ってしまう性格
手術が終わって目が覚めて直ぐ私は無意識で起きあがろうとしていた
だって8時間の手術、手も足も動かしたい
けれどすぐに激痛がはしります
痛い」ショックでたまらない
え、こんなに痛いの?。麻酔してるのに痛いの??
痛いのは大腸の部分、普通では痛いなんて無いそうで、また私の話は通じません
またか、、もー伝わらないの何なのよ涙
一気に地獄に落ちた気持ち
(今でもトラウマで手術はもうしたく無いと思ってしまう)
でも、先生も大丈夫って言ってるし気にしないでいようと思って数日後、起き上がり歩く練習をします
大腸を無くして始めて起き上がります
内臓がずれていく感覚、とっても気持ち悪くて怖い
それと同時にサーと身体の中が何か流れている感覚があり、この時すでに十二指腸に小さな穴があり色んな液が腹膜に漏れ始めます
この小さな穴が厄介、画像にも出ない血液検査も異常ない
おまけに100分の1の確率の出来事
おばあちゃんにはよくあるけれど若い日ケ久保さんは無いから大丈夫だよと手術前の説明で先生から来ていたのに

手術してからしばらくこの症状に気付いてもらえなかった苦しみ

今の私の主治医は教授だからか、十二指腸から漏れてる症状を言うと理解してくれます
手術してから直ぐに症状あたでしょ」と言ってくれました
これだけでも私には有り難い理解力

若くても100分の確率でも、手術中十二指腸に穴が開く事がある
これも知ってほしい

私の地獄の日々は手術をしてから始まります

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