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いいギャップ、悪いギャップ

怖そうな人が見せる優しい一面とか、
一見クールなひとが実は飼い猫を溺愛しているとか、
ギャップがその人の魅力を一気に高めることがある。

しかし、私は逆だ。
真面目でしっかりしていそうに見えるようだが、実はかなり適当で抜けている。
このギャップは非常にやっかいだ。
勝手に期待され、失望される。

真面目を売りにしたことは人生で一度たりともない。
にもかかわらず、しっかりしていそうというイメージで話が進んでいく。
蓋を開けてみてびっくり、想像の斜め上をいくミスを繰り出したりする。

最初は期待していた人が「騙された」という表情になっていくのは悲しい。
別に騙したつもりはないんだけど。

同じギャップでもちゃらんぽらんに見えるのに仕事ができる人は一目置かれる。
悪いギャップを解消すべく、見た目を極限までだらしなくするのはどうだろう。

外出する時には決して寝癖を直さない。
ニットの毛玉を育てる。
毎日すっぴん(肌に優しい)。

いつの日かいい意味で人を裏切ってみたい。


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