全社対抗爆弾ゲーム

知らぬまに爆弾ゲームの参加者になっていることがある。
大人の爆弾ゲームは厄介だ。
視界に入っている爆弾だけが全てではない。
ある時突然思いもよらぬ方向から爆弾が手渡される。
複数のゲームが同時進行しているなんてこともしばしば。

隣の人が長い間隠し持っていた爆弾が満を持して回ってきた。
音楽は今にも鳴り止みそうだ。
オロオロしているうちに、手元の爆弾が一つまた一つと増えていく。
誰かにに回さなきゃと思った時には、周りにはもう誰もいない。
爆発を察知して避難したのかな。
今日もまた逃げ遅れて負け越した。