
自己紹介にかえて
noteをはじめたきっかけ
年末から年始にかけて帯状疱疹に罹った。確かに、2024年はとってもとっても忙しかった。自分は体力があると思い込んでいたが、生まれて初めて疲れを自覚した。
これは、何かのサインではないのか?昼田祥子さんがmi-molletの連載で書かれていた「停滞していると感じたら、流れるルートを作ればいい」。思い当たる節が大いにある。ありがたいことに、話し相手はたくさんいてくれるが、タイミングとか時間に制限があったり、言葉を選んで話したりと、伝えたいことを全部話せているかと言えば、そうとは言い難い。それに、話し言葉は消えてしまい、残らない。
振り返ってみれば、忙しさにかまけて、自分は何が好きで、何が食べたくて、何がしたくて、全部蓋をしていた。外食に行くにも、子どもの希望優先だし、本当は自分が食べたくても、子どもが好きだから残しておこう、とか。子育て世帯として子どもファーストになることは当然としても、あまりにも自分を無にしていたように思う。現に、急に数時間空いたとして、家事以外でしたいことが思いつかないのだ。かといって、ぼーっとすることは苦手で、罪悪感にさいなまれる。何か動いていないと。
そこへきて、この帯状疱疹である。
では、これを機に、自分の思っていることや考えていることなんかを文章で書いてみるのはどうだろう?
小さい時から本を読むことが好きで、少しでも暇があれば活字を目で追っていた。文章を書くことも好きだし、得意だと自負している。今の仕事でも文章を書く機会は多く、単語がもつ微妙な意味の違いや、助詞の使い方を推敲しながら文を紡ぐ作業は大好きである。皆が避けたがる研究紀要だって、喜んで書く。
しかし、自分に関することについて書くとなるとどうだろうか?読んだ本の感想だって「おもしろかったよ」でしか伝えられない自分。通っている習い事についても、どう楽しいのかとか、先生がいかに素晴らしいかとか、うまく伝えられない。ましてや、人生の目的なんて…
まずは、忙しさの原因を言葉にしてみる。やりたいこと100リストも書いてみようと思う。読書記録とかも書きたい。文章のトレーニングを積んでいこうと思う。