
パズライン カード一覧 そのニ
006『リサイクル』 凹2凸1
各プレイヤーは任意で1枚捨て1枚引く。

ベーシック 3枚 凹上中凸上、凹上下凸下、凹中下凸中
スタンダード/ハイランダー 1枚 凹上下凸中

性能
取捨選択は出来ないが任意で不要な物を選べる点ではまだ良心的なリロールカード。
捨ててから引く特性上、このカードで勝利する事は不可。
戦略
最後には上がれないかつ要らないカードが舞い込んでくる可能性も十分あるので出来れば序盤〜中盤で使用、処理しておきたい所。
又は他プレイヤーが残り1枚の時に賭けで使用する位か。(上がれないカードを所持している事を把握している際は別)
所感
例として手前プレイヤーが渡す系を使用して自身が死神や足枷を次プレイヤーに渡し、手前プレイヤーから不要なカードを渡された時、自身が渡した事よりも渡された事に嘆きを感じ即座にリサイクル(又はこの場合プレゼント等も)で処理するまでは定石通りだが、自身が渡した不要なカードを次プレイヤーが捨てる事に対して「ああー!?折角あげたデメリットカードがー!!なんで捨てるの!?」と嘆かれるパターンを多く見るが至極当然の事である。自身の手札に意識が集中しすぎている事につながっている。
不要なカードを自身が捨てるか相手が捨てるか両者捨ててもいいかの損得の按配を見極める必要がある。
備考
カード効果は記載されている順番通りに行われる為、プレゼント、突風と同様にラストでは上がれない。このカードも捨ててから引かなくてはならないというパズラインの仕様を学ぶ為の入門カードである。
007『魔法の羽』 凹2凸1
他プレイヤーは1枚引き、ランダムで1枚捨てる。

ベーシック 3枚 凹上中凸下、凹上下凸中、凹中下凸上
スタンダード/カオス 2枚 凹上中凸下、凹中下凸上
ハイランダー 1枚 凹中下凸上

性能
自身以外のプレイヤーが対象な為、たとえ相手が逆に有利になったとしても自身の戦略は崩れにくく修正が利きやすい事がメリットの1つ。相手へのバフデバフ系なので総合的には普通カードの評価。
戦略
突風と同様に確率論で終盤で出すほどに切り札を消去しやすくなる。但しゴミカードが捨てられ強カードが残るケースも十分ある。デメリットが心配なら序盤で出すのも良いだろう。
所感
初手〜序盤に出される傾向がある。終盤で逆に相手に有利にさせる恐れを危惧して…というよりは一考するカードよりも気楽に出せる為とりあえず出そうという感じが見受けられる。
備考
引いたカードを含めた中からランダムで1枚捨てられる為、引いたカードをそのまま捨てられる事もある。(手札枚数が少ない程その確率が高くなる)
008『幸運の四葉』 凹3>1凸1
手札が4枚以上の時は凹全穴(3枚以下の時は凹1穴スタート)

ベーシック/スタンダード 3枚 凹全>上凸下、凹全>中凸中、凹全>下凸上
ハイランダー 1枚 凹全>上凸下

性能
序盤こそ最高のカードだが終盤は実質〔ただの悪いカード〕と化す。終盤で相手に渡されても致命症にならないのがせめてもの救いか。
戦略
序盤に出すほかない。
所感
シンプルなので能力相応の扱いと認識されている。
備考
4枚以上の際は凹凸穴変形系で凸穴は変形するが、凹穴は四葉の効果が優先される為3穴で固定される。4枚以上時に変形させた凹穴は3枚以下時に本来変化させた凹穴になる。
4枚以上の際に右クリックで確認しても変形前の3枚以下の形が浮上する為、
鋳造や賢者の石等は4枚以上の際でも3枚以下時の凹穴は把握可能だが、
変形ハンマーやカオスワールド等ランダム変形は3枚以下時になって初めて変形した凹穴を確認する事が出来る。
以上の事から最高のカードの完全下位互換に思われがちだが、凹全穴が固定されてある4枚以上では限定的に最高のカードの上位互換と言える。
但し、勝利への切り札とはならない弱カードである事には変わらない。
009『失敗』 凹2凸2
自身がカードを1枚引く。

ベーシック 3枚 凹上中凸中下、凹上下凸上下、凹中下凸上中
スタンダード/アンステーブル/エクスプローラー 2枚 凹上中凸中下、凹中下凸上中
ハイランダー 1枚 凹上中凸中下

性能
0枚となる事が勝利条件のパズラインにおいて手札が増えるという事は単純なデメリットカードと言える。
但し、凸穴は優秀なので防御力は高い。
戦略
基本は渡すか破棄。
先述の通り、凸2穴なので他プレイヤーがリーチの際に妨害として甘んじて出す役割にはなる。
数少ない凸2穴がジャストフィットの対象な点には注意。
所感
どう考えてもデメリットカードなので早々に処理をされる。ある種順当な評価だろう。
備考
《安易に》1ドローして手札を整えるという戦術はパズラインにおいては本道ではない。それは数多の別のカードゲームの戦術であり、カードゲーム熟練者ほどこの考えに縛られやすい。但し、片方が上がればいいタッグマッチでは戦術として大いに有。
※残り数枚からフィニッシュに持っていける戦略の手立てがあるならばドローするのは有。
パズラインの仕様として凸穴が多い程、次に出す凹穴の数が求められる為出し辛く妨害になる。ベーシックデッキでは唯一の凸2穴であり、自ら使用する事は殆ど無いだろうがこのカードを出して凸穴の多さの重要性を学ぶ事となる。
010『祝福』 凹1凸1
自身は手札を任意で1枚捨てる。

ベーシック/スタンダード/アンステーブル/エキスパート/エクスプローラー/スペシャル/タッグマッチ/ハイランダー 1枚 凹中凸中

性能
パズライン最強カードの一角。所持したら切り札として是が非でも使用したい。
最強であるが故に一律で凹凸1穴な上に中段固定なので防御力は低く非所持プレイヤーから警戒されやすい。
戦略
いかに他プレイヤーに警戒させずに残り2枚時に出せるかどうかにかかっている。
非所持プレイヤーは他プレイヤーが残り2枚時に凹中穴を出したら祝福を出される可能性を踏まえて行動しよう。
所感
基本的にはフィニッシャーとして、序盤〜中盤までこれ以外に出せるカードがなければフィニッシャーで残す為に1枚ドローして…とは考えず出せるタイミングで出すプレイヤーが殆ど。凹穴が少なく出し辛い事もしっかり理解されており、凹穴を増やす最有力の対象。大多数が臨機応変に適した使い方をされている印象がある。
備考
カオス以外の8デッキに含まれておりこれは単独最多を誇る。
フィニッシャーで使用したいが凹1穴(特に各デッキ1枚のカードは凹穴が固定されている)ので中々出せず仕舞いに陥る。この状況を体感する事により攻撃!と同様、強カード程凹穴が少なく出し辛い傾向で、いかに出せる状況に持っていける(凹穴を増やす等)かが重要かを学ぶ事となる。
実績解除項目の一つに祝福をプレイし、効果を発動させるがある。