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網膜剥離は突然に。プロローグとして
"いつまでもあると思うな◯と⬜︎"を考えてみた。
*当たり前は当たり前じゃない
"いつまでもあると思うな親と金
ないと思うな運と災難"
この諺は江戸期の大田南畝の狂歌からだとさっきWikipediaに教えてもらった。
『べらぼう』では桐谷健太さんが演じられるってわくわくだな。
だけど上手いこと言うねぇと膝を打ちつつも冒頭の◯と⬜︎に入る言葉について
あたしだったら今何だろう、と考えてみた。
人それぞれ違うだろうが今のあたしは◯も⬜︎も順序はどうあれ「食欲」と
「視力」を入れるな。
その理由をちょこっと。
実は記念日でもありまして。
*こんな風にはじまるの?網膜剥離
自分でも信じられない経験をしたのはちょうど昨年の今日。
朝起きると右目が重くてまぶたが持ち上がらない!感じがした。
まだ眠いのか?自分。どうしたのかな、ものもらいかなぁ。
ただ右目がめちゃくちゃ重いなぁ…だった。
目が開かないから右目の視野が狭いのは当然。でもちょっと嫌な予感がして近所の眼科に行ってみた。
(あ、そうだ!まだ区の検診シール
使ってなかった。ちょうどいいや)と検診気分で。
突然告げられたのは「網膜剥離」。
今まで白内障とか緑内障とか
カラフルな病名がおりた経験がなく
いきなりの紹介状をいただく事になった。
もう絶対網膜剥離決定なので直ぐ転院すべしと地元の先生。
転院先は予約必須な病院だったので、
帰宅してすぐ電話で予約。
そして翌日14日の9時半に受診して
「網膜剥離は時間との勝負なんだけど…」と先生が手術日程を調整されている時に「本日の手術、1件キャンセル連絡が入りました」と後ろで看護師さん。
「じゃ、今日やっちゃいますか?心の準備は如何ですか?」と先生。
そんなのこの期に及んで準備もへったくれもあるかいな…と
「直ぐお願いします!」で、なんと15時には手術を終えて半分仮面ライダーの眼帯みたいな状態でタクシーに乗り帰宅していた。恐るべしのスピード感。
同い年の看護師さんも
本当にいい方だったなぁ。
「凄いね、あなたミラクル!院長先生の執刀だって!予約入れても順番待ちなのに…日頃の行い、いいんだねー」
って待機場で楽しく気を紛らわせてくださるし。
1時間半くらいの網膜剥離手術の不思議体験は明日改めて書こうと思う。
あたしのバレンタインデープレゼントネタってことでね。
スピーディーな連携医療と
お会いした先生方や看護師さん、そしてどんな理由がお有りだったかわからないけど、手術をキャンセルされた方にもある意味感謝しかなかった思い出。
手術中に脳内に甦ってきた
あの人やこの人、遠くのあの人にも…
本当に有り難いと思った
最低な気分なはずの最高だった一日。
ここまでお読みくださりありがとうございます。おつかれさまでした。
どうぞ目を安めてくださいまし。
🙏touzaiminamiboku様の洒落な画像が気に入って借用しました。ありがとうございます。
#網膜剥離は突然に
#日帰り手術
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