水瓶座新月:固定概念を捨て、ワンアップせよ。
2025年1月 29日21時36分頃水瓶座にて新月を迎えます。
明治頃までは月の満ち欠けで一年の暦を決めていましたので、旧暦では、1月1日の元旦になりますね。
水瓶座の特徴(電子機器、平等、博愛、自由、独創性、変革、知性、客観性、未来的)
そんな水瓶座は、広く俯瞰的に物事を見ることができると言われております。知的好奇心をくすぐることにはまるととことん熱中し、電子機器や分析すること、最先端物を使うことも得意です。コミュ力も高めですが、個人主義でお互い踏み込みすぎることをきらいます。だからと言って困っている人は見逃さない。
水瓶座の特徴がバラバラなため風変わりな人ととらえられることもおおいのですが、何よりも「自由・博愛性」を大切にするからだと思われます。
「使いずらい→世の中を変えたい→意見交換・情報収集→研究→最先端→利便性アップ→みんなも自分もハッピー!」
色んな立ち位置から世の中を見つめ、だからといって人の指図は拒み、長い目で人のために奉仕することで自分に還ってくるという生き方は、これから全世界の人が享受する生き方になっていくのかもしれません。
さて、この水瓶座の新月は5ハウス(趣味や娯楽、恋愛、投機、子どもとの関係の部屋)でおこります。年末にかけ、厳しい配置が続き、世の中の出来事も耳を疑うようなことがたくさんニュースで飛び交い、実際体調を崩してしまう人もたくさんおりました。しかし今回の新月では、凶角が少なく新しい季節に向かい、身も心もワクワクするようなことが楽しめることを指し示しているようです。自分の好きなこと,やりたいことを思い切り自由に挑戦できる一か月です。
水星水瓶座入りと冥王星とのコンジャンクション
そして、この二つが近接したことにより、世の中の社会的なムードががらりと変わります。
全体的にポジティブな配置ではあるのですが、冥王星が絡んでいるため、今後も驚くような話、科学技術の進展のニュースや、個人的にも大きく物事が変容する出来事もあるかもしれません。
火星が逆行し冥王星の凶角から離れたため、深刻にとらえず、古い価値観や常識を一掃し未来志向でいることでむしろ成長のカギとなりそうです。
木星ふたご座のワクワク感と9ハウスの深い学びと風のグランドトライン
知識や学びに関するチャンスが広がります。自分のスキルアップやレベルアップを目指して、上のレベルに挑戦できそうです。
また木星は2月4日で順行に戻ります。10月9日から逆行中でしたが、ここまで様々なことを再考しギュッと濃縮し温めてきたアイディアや物事を、今こそ大きく発展、拡大するときが来たようです。
さらに、双子座と水瓶座の120度とアセンダントの天秤座もゆるく三角形を形成。水星も前日28日に水瓶座に滞在しはじめ、一層この一か月は人との調和的な交流に加え、情報や物事が軽やかでスピーディな流れになりそうです。古い価値観から脱却し、新たな手法も求められるかもしれません。
なお水瓶座は不動宮、自らが足を使って行動するというよりかは、ネットワークなどを駆使しつつ、腰を落ち着けて自由で多角的な目線でアクションを起こしていくような風潮となりそうです。またネットワークといっても従来のものではなく、最先端のAIやツールを上手に利用するのもみずがめ座的でよいのではないでしょうか。
そして「深い学び」と「交流」もポイントとなりますので、自分の知的好奇心が楽しく満たせる講座やコミュニティで、人との関係の中でスキルアップもおすすめです。
金星と海王星のコンジャンクション と火星と天王星の小三角
6ハウス(日常生活、健康、労働、奉仕の部屋)に金星と海王星、そして土星が滞在しています。
金星と海王星の合は芸術性や感受性が高まると言われておりますので、日々の生活や仕事の中でも、自分の感性や創造性を活かしたり、健康面でも癒しの一つとして、音楽やアートなど、リラックスできるものに触れる機会を作るとよさそうです。土星と天王星の兼ね合いからみても特に五感を刺激するような創作活動は、精神的に落ち着きを取り戻し、心と体、もしくは社会とプライベートとのバランスを図れることに繋がります。
また、8ハウスと土星の関係を見ても、何かを人から教えてもらい学ぶこともおすすめです。代々継承しているものがあればそれに打ち込んでみる、親から料理を学ぶ、スクールで先生から技術を習得するなど挑戦してみるとよいでしょう。
サビアンシンボル 水瓶座10度 「一時的だと証明される人気 」
A popularity that proves ephemeral.
偽りの自分を続けるほど、そのしわ寄せがきて、いつかはほころびが出てしまうものなのかもしれません。某テレビ局の大きな事件を見る限りそう思わざるをえません。物事を多角的に捉え、いろんなことにチャレンジし続けることでオリジナルティが確立されます。誰の真似でもないその象徴が、いつかは長く人から愛されることを物語っています。ピラミッドの上にいればすべてを見通せた気持ちになるかもしれません。しかしそれも砂上の楼閣。時には地に足を付け、崖を登り、ピラミッドの上ではなく時には気球に乗り、トライアンドエラーで楽しむ気持ちを大切にしていきたいものです。
最後に
今回の特徴的な配置として水瓶座に4天体(太陽、月、水星、冥王星)が集まり、さらに魚座に3天体(魚座、金星、土星)が集まっていました。このことからしても、他者や社会との関わり、もしくは社会全体が大きく変革することを指示しているようでした。
自由な発想力やアイデアも、技術がなければ表現ができません。まずはありのままの自分を知り、どうすればより良い方向へ進めるのか探求し、己を高めていく必要があるようです。
自分の才能を楽しみながら最大限に発揮することで社会貢献し、ひいては世の中の改革へと発展することを星からのメッセージとして受け取りました。
皆さまもめいいっぱい、楽しみを見つけてくださいね。
by星希ルナ