水星の留:恩師との数十年ぶりのお喋り
昨日大変うれしいことがありました。
小学校低学年時代の恩師とウン十年ぶりに連絡がとれ、長時間お電話で
お話しできたんです。
恩師は、たった一年だけの受け持ちだったのですが、優しくてユーモアがあり、道に外れることにはきちんと叱ってくれる素敵な先生でした。信念と愛情が子ども心にも感じられ、クラスの全員が大好きだったんです。
一年受け持った後、転勤で遠くに引っ越しをされることになり、私たちは引っ越し日に見送りをしに行きました。そして引っ越しされた後、一度だけクラスのみんなでバスを乗り継いで会いに行ったこともありました。後にも先にも全員でどこかに行くということはありませんでしたが、小さかった私達には大冒険で、それだけクラスに一体感ができ、先生の教育のたまものだったのだと感じずにはいられません。
そしてあれから数十年経ち、世間がまだまだコロナで心が沈むころ、私の地元の各家庭には一枚のDVDが届けられました。
中身は私たちの小学校時代の可愛らしい姿。
実は、先生は子どもたちの行事などの様子を撮影してくださってたのですが、古いビデオテープを各受持ちクラスごとに一枚のDVDに編集してくださり、(先生は我が街でおそらく5~6年くらい滞在されていた)全員分配布しにきてくれていたのです。もちろん引っ越しされてわからない人もいるので全員にはわたっていないのかもしれません。地元に残っている人は配布のお手伝いをしてくれたみたいです。(ほんとにいろいろありがとうございました。)
私は母から、先生がわざわざ来てくださっていたことを聞き大変驚きました。
しかし、そのDVDがコロナの影響で取りに行けず、また里帰りのタイミングで両親が感染し、DVDの機材は調子が悪く…で、やっと見ることができました。
どんなに年数が経とうとも教え子のことを思ってくださり、暗い時代に明るさを取り戻すように、時間をかけて作ってくださったことを思うともう本当に涙が止まりませんでした。封筒の中には当時作成してくれていた学級新聞風のお便りまで…。
本当に感激し、お手紙と贈り物をお贈りしました。
…したはずだったんですが、
なんと出したと思っていたお手紙を出し忘れ、荷物が先に届くという事態が発生しました((笑)
それがタイトルに繋がる部分です(;'∀')
水星逆行は懐かしい人との再会というポジティブな意味があり、私はその時期にDVDを手にし、お手紙を書きました。
そして水星順行からの3日間くらいは留といい、一旦停滞する期間があり、ようやく今日あたりから物事がスムーズに進み始めます。
そんなわけで、返礼品も送付した旨を記載したお手紙が滞ったため、旧姓の名前のお歳暮が届くという珍事態。
配送業者様からお電話いただき発覚しました。
配送業者様:「このお荷物はルナ様が○○先生宛てにお送りしたものでしょうか??○○先生は『おそらく教え子のルナちゃんのことじゃないかな?』と仰ってました~!」
私:「(かばんガサゴソ)ひええ!お手紙出し忘れてたみたいです😭すみません、間違いなくルナ本人が贈ったものですぅ。」
配送業者様:「あはは~。やっぱりそうでしたか。私からも○○先生に伝えておきます。先生は夕方、ルナ様にお電話されるとおっしゃってましたよ!」
私「申し訳ございません。お願いします!!」(心の中でジャンピング土下座)
といったあらましを聞きました。ただでさえ年末多忙な配送業者様も巻き込んでしまいほんとに反省してしまいましたが、大笑いしてくださったのが唯一の救いです。(佐川郵便様神対応すぎる…)
そんなこんなで、ようやく恩師とお電話で数十年ぶりにお話しをさせていただく機会を得ました。積もる話が多すぎるし、初めて聞く話にウルウルしてしまうしで、一時間があっという間でしたね。
先生からは「今日は謎のお歳暮も届いて、一日中楽しませてもらったよ。」
とフォローまでいれてくださいました😓
お手紙はおそらく今日か明日には順調に届くはずです。教え子からの手紙は嬉しくないはずはない!と勝手に思っているので、きっと楽しい一日は延長するでしょう…多分…
水星逆行はうっかりミスというキーワード。まさに見事にやらかしてしまいましたが、
同級生のラインつなげてクラス会できないかなあ…とちょっとした計画もできたので、年末の楽しい贈り物をもらった気分になりました。
また新たにできたご縁を大切に繋げていきたいです。
by星希ルナ