「書くカウンセリング」を受けてみた。(中編)
前回、こちらの記事の前編にあたるものを投稿し、色んな方に読んでいただけたようでとても嬉しく思っています。
前編を読んでくださった方も、興味を持ったり気にして下さった方も、ありがとうございました。
今回は中編になりますが、中編からでも読める内容にしたいと思うので、
「気になる内容だけれど前編から読むのは面倒だな…」という方も目を通していただけると嬉しいです。
(本当は今回を後編にしたかったけど長くなったので分けました…申し訳ないです…)
「書くカウンセリング」について
まず、「書くカウンセリング」利用の流れについておさらいです。
①タイプ診断・マッチング診断を受ける(各1分ほど)
②プランを選択して申し込み
③専用サイトに「マイページ」が作られる
→マイページ内には、カウンセラーさんとやりとりする「ノート」と
日々の記録がつけられる「ダイアリー」がある
④担当カウンセラーがマッチングされる
⑤マイページ内の「ノート」や「ダイアリー」に書き込む
⑥「ノート」や「ダイアリー」を読んだカウンセラーさんより返信が来る
以下、⑤⑥繰り返し
申し込みから実際の利用までは上記のような流れになります。
「ノート」に書き込むと、カウンセラーさんからは“定休日以外”かつ“24時間以内”に返信が来ます。(どのカウンセラーさんにも週2日のお休みがある)
「ノート」のイメージとしては、長文でやりとりするチャットといったところでしょうか。
既読表示はありませんが、「ノート」に書き込みがあると登録メールアドレスに連絡が来ます。(私は利用していないのですが、メールではなくLINEで通知を受け取る設定もできます。)
専用サイトはスマホでもPCでも利用できます。
私は読むのも書くのもPCの方がしやすかったので、PCのブックマークに入れて利用しています。
申し込んだ各プランの感想
「書くカウンセリング」には、やりとりの頻度によっていくつかプランがあり、料金が異なります。
私が利用したプランの変遷は以下の通りです。
・2週間・週5回(現:お試しプラン)
料金(当時) 8,000円
↓
・1か月・週5回(現:寄り添いサポートプラン)
料金(当時) 13,000円
↓
・1か月・週2回(スタンダードプラン)
料金 9,000円
※料金は税抜き表示
“現”や“当時”と表記しているのは、私が利用している間にプランと料金の改定があったためです。
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料金改定の詳細についてはこちら。
▼cotree公式からのお知らせ記事
▼cotree COO ひらやまさんの記事
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さて、では各プランの感想です。
プランについて以外もそうですが、率直に、忖度なしで書きたいと思うのでそのつもりでよろしくお願いします!
【2週間・週2回(現:お試しプラン)】
初めての利用は、まずこの「お試しプラン」からになります。
(この記事を書く前にcotreeさんの「よくある質問」でも確認してみたんですが、他のプランは最初は選べないようです。)
cotreeさんの書くカウンセリング(パートナー・プログラム)では、最初に自分で担当カウンセラーさんを選ぶことはできません。
運営側のマッチングにお任せする形になります。
また、「お試しプラン」の利用中も、担当カウンセラーさんの変更はできません。(通常の1か月のプランに移行してからは変更の申し出可能)
その変わり、この最初の2週間がカウンセリングの体験と、カウンセラーさんとの相性を確認してもらう期間として位置づけられているようです。
私は最初の2週間は、結構あっという間に過ぎたな…という感覚でした。
決して短くはない日数ですし、2週間お試しさせてもらえるのはありがたいと思いますが
特に仕事や家事に追われている方は、同じように感じるのではないかと思います。
また、最初のうちはカウンセリングそのものや、自分の気持ちを書くという行為に慣れない部分もあるかもしれません。
私は、カウンセラーさんもやりとりしやすい方に担当していただけたなと思ったので(ここはcotreeさんも自信を持ってマッチングされているとは思いますが)、そのまま1か月のプランに移行しましたが
せっかくのお試しできる期間なので、遠慮せず相談した方が良いと思います。
これは個人的見解ですが、上手く言語化できないことを率直にカウンセラーさんに伝えてみるのも良いんじゃないでしょうか。
もしかしたら、ヒントになるような投げかけをしてもらえるかもしれません。相手はプロなので。
【1か月・週5回(現:寄り添いサポートプラン)】
あっという間に2週間が過ぎ、次に契約したのが1か月・週5回のプランでした。
担当カウンセラーさんは優しい人柄や雰囲気が2週間の文章のやりとりでも伝わってきていたので、話すカウンセリングに変更するのもありかな…と悩みましたが
色々考えて、結局書く方の1か月のプランを申し込みました。めっちゃ悩んで申し込みぎりぎりでした。笑
1か月・週5回の頻度でのやりとりですが、当時の私には量が多く、ちょっと大変だな…!という感想でした。
特に仕事のある平日は、帰ってくると疲れていて
書きたいことはあれど文にまとめるまでの気力がない…明日も朝早い…もう寝なくては…という感じで書けない日もありました。
特に私の場合、睡眠の悩みもあり、睡眠時間を削ってまで毎日書くのは本末転倒だなと思ったので
書けない日は無理せずに寝て、翌日に持ち越していました。
ただ「ダイアリー」に書く内容はその日のうちでないと私は結構忘れてしまうので、スマホに軽くメモだけしていました。箇条書きで。
週5回、いつでも書き込める(相談できる)というのが、このプランの強みだと思います。
なので、今本当に辛くて吐き出したい気持ちが沢山ある方や、いつでも書き込める状態にしておきたいという方には良いかもしれません。
私は、「もう少しゆったりした頻度の方が自分には良さそう」と思ったのと、「週5日書き込めないとちょっとお金が勿体ない」と感じたこと
また、「もう少しカウンセリングは継続したい」という気持ちから、契約プランを変更しました。
【1か月・週2回(スタンダードプラン)】
私が書くカウンセリングを利用開始した時点ではこの週2回のプランはなく
週5回、または週1回の二択でした。
1か月・週5回のプランを利用中にこの改定があり、週5回のやりとりがちょっとしんどかった私にとっては吉報でした。
正直、痒い所に手が届くめっちゃいいプランではないかと思ってます。笑
あえて難点をあげるとすると、この週2回のプランはまだ導入されたばかりなので、利用者だけでなくカウンセラーさんも運用に慣れていなかったことでしょうか。
今まではずっと週5回だったので、必然的にカウンセラーさんの定休日以外の日に書き込んだり返信が来るかたちだったのですが
週2回になったことで、「曜日は決めた方が良い?」「返信や書き込みのペースは?」という新たな疑問がお互いに生じて、プランが変更になった当初、ほんの少しだけ困惑しました。笑
カウンセラーさんも、最初は週2回の返信のペースが掴めず少し戸惑っていたのかなーという印象です。
因みに、私の場合は週の前半(月~水)と後半(金~日)を意識して一回ずつノートに書くという感じで運用中です。
「書くカウンセリング」のメリット・デメリット
私が思う、「書くカウンセリング」の良いところは、
①時間や場所の制約が無い(少ない)
②何度でも読み返せる
主にこの2点かなと思います。
メリット①時間や場所の制約が無い(少ない)
まず、「書くカウンセリング」は自分の好きな時間に書くことができます。
なので例えば、勤務時間が不規則だったり、どうしても深夜や早朝しか時間が取れない、という方でも利用しやすいのではないかと思います。
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▼cotreeさんだとこういうケースもありますが…
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また、「話すカウンセリング」だと、基本的には約束をして、まとまった時間(1時間弱)を確保する必要がありますが、
「書くカウンセリング」であれば、例えば隙間時間に少しずつメモしておいたものをあとでまとめて書き込むこともできるし、何回かに分けて書いても良いです。(返信が来るのは最後の投稿から24時間以内にはなるけれど)
内容をじっくり考えてから書く(返事をする)ことができるのも、話すカウンセリングとの違いですよね。
そして、書かないという選択もできます。
実際私も書けない日は翌日に持ち越したりしていました。
そういう意味でも、「書くカウンセリング」では時間的制約が少ないんじゃないかと思ってます。
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▼こんな感想もあります。
(子育て中の漫画家さんです。漫画で見やすく分かりやすい。)
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あと、場所の制約についてですが
「書くカウンセリング」はスマホでも利用できるので、出先から読んだり書いたりすることもできます。
「話すカウンセリング」も、ビデオ通話か普通の通話(固定電話or携帯電話)か選べますし、自宅以外の場所からの利用もできなくはないです。
でも「書くカウンセリング」であれば、例えば周りに人がいるカフェでも利用することができるので、家族や同居している人に内緒で相談したいという方も、もしかしたら利用しやすいのではないかな…?と思ったりしました。
メリット②何度でも読み返せる
「ノート」や「ダイアリー」に書いた内容は、後から何度でも読み返すことができます。
カウンセラーさんからのコメントを、何度も読み返して咀嚼することができたり
一度読んだコメントでも、精神が落ち着いた状態で読むと受け止め方が少し変わったりします。
それから、私の場合は「ダイアリー」を読んで振り返ることで、自分の変化を実感することができました。
こうやって客観的に自分を見ることができるのも、「書くカウンセリング」の大きなメリットだと思います。
では逆に、「書くカウンセリング」のデメリットをあげるとすると
①文章での伝えづらさ
②プランによっては料金が高い
主にこの2点でしょうか。
デメリット①文章での伝えづらさ
「書くカウンセリング」にとって、書き言葉と話し言葉の違いであったり、気持ちや考えを文章にすることの難しさはやはりあると思います。
時として、お互いの意図が伝わりにくかったり、
顔を見て話したり声を聞くよりも、温度感がはかりづらかったりするかもしれません。
やっぱり表情や声があるほうが、お互いの感情は伝わりやすいと思います。良くも悪くも。
実際、↑の記事でひらやまさんも「書くカウンセリングと話すカウンセリングの併用」をおすすめされてます。
ひらやまさんの言葉をお借りしてしまいますが、書くカウンセリングだけだといまいち効果を実感できないという場合は、話すカウンセリングとの併用も一つ方法として検討してみると良いかもしれません。
デメリット②プランによっては料金が高い
私が1か月・週5回のプランを契約した時は、13,500円くらいだったんですが、現在、同じ頻度の寄り添いサポートプランの料金は税込み18,700円です。
正直、最初から18,700円だったら、週5回のプランは諦めていたかもしれません。
1か月付きっきりで相談にのってもらえるとしても、一度に2万円弱の出費は私だったら二の足を踏みます。
当たり前といえば当たり前ですが、cotreeさんではきちんと審査・面談をして、人間性、技術、経験の観点から信頼に足ると認めた場合のみカウンセラーとして登録をしているとのこと。
そうした方々の技術や経験に支払い対価としては、決して高くないと思います。(むしろ安いくらいかも)
ただ、今自分の設定画面やよくある質問を調べてみたりしたんですが、例えば分割払いの方法が見つけられず…(もし存在してたら本当にすみません)
(「書くカウンセリング」は継続利用が多いと思う(来月になっても支払いが発生する)ので、分割にはしていないとか…?)
分割払い対応や、2週間・週5回で1万円くらいのお試しではないプランがあったりすると、利用できる人の幅ももう少し広がるのかなーと思ったりしました。
かなり長くなってしまったのですが、ここまで読んでくださった方本当にありがとうございました…!
読みたい部分だけ目を通していただいた方も、ありがとうございます。
次回、後編では2か月半を通して私自身に変化はあったのか?などを書いて、一旦終わりにしたいと思っています。頑張ってまとめるぞ…笑
ではまた。