伊藤友里さん降板について
今日、Mリーグリポーターの伊藤友里さんが降板されたというニュースを目にしました。
驚きとともに「あぁ、やっぱり…そうなっちゃたか」と寂しい気持ちでいっぱいになりました。
私は、今回の件について「誰が悪かったのか」など誰かを叩きたいわけではありません。
ただ、この出来事が「防げた事故だったのではないか」と思っていて、Mリーグを愛する一ファンとして、心の内を少しだけ綴らせていただきたいのです。
まず、大前提として、私はこの世に「完璧に清廉潔白な人」なんて一人もいないと思っています。
だって、人はみんな、自分を大切にするものだから。
理不尽なことが起これば、誰だって心の中で小さく毒づいてしまうこともあるし、思わず愚痴をこぼしたくなることだってある。でも、それを口に出してしまったら、それこそ人間社会が成り立っていかない。
「言葉は、人を幸せにする力があると同時に、傷つける力も持っている。」
だからこそ、私たちは選びながら、言葉を紡いでいくのだと思います。
あ、つい話が脱線してしまいた。話を元に戻しますね。
Mリーグでは、各チームの控え室にカメラが入り、選手たちの様子がリアルタイムで流れています。
推しのチームの選手たちと一緒に観戦しているような気分になれるのは、ファンにとってはとても楽しいこと。対局中の緊張とは違う、チームメイト同士の素顔が見られるのは、確かに貴重なシーンです。
でも、一方でふと思うのです。
「控え室って、本来はプライベートな空間なんじゃないの?」
選手たちは、全国に自分たちの様子がライブ配信されていると思うと、どこかリラックスできないし、本音で話すことも難しいのではないのかな。
スポーツの世界では、ベンチの様子がカメラに映ることはあっても、控え室をずっと生配信することはあまりない気がする。私が知らないだけかもしれないけれど…。
「給料をもらっているんだから、それも仕事の一環だよ」
そう言われたら、「うん…そうですよね」と納得してしまいそうだけれど、やっぱり私は、選手のことをもう少しだけ思いやる余地があってもいいのでは、と思ってしまいます。
控え室のライブ配信は、確かに楽しいし、選手たちの素顔が垣間見える貴重な瞬間もあります。
でも、ずっとカメラが回り続けるのではなく、選手が心を休められる「オフ」の時間があってもいいんじゃないかな。
どんなに強い選手だって、人間なのだから。
私は、Mリーグが大好きです。
楽しくて、感動をくれるMリーグを、これからもずっと見続けていたい。
だからこそ、選手たちが少しでも安心して戦える環境が整うことを、心から願っています。
このような悲しいニュースは、もう二度と見たくないのデス。