得たら無くなる法則
徐々にアイスの時期が終わるにも関わらず、
銅マグに惹かれる。
喫茶店でのひとりの時間は実に至福なのだが、
あまりにもぼーっとしていると店員に変な目で見られるので気をつけなければならない。
「ひとりが好き」という人のことをどこか強がりな人だと思ってしまい、私はそんなこと思っても言わないようにしよう、と今までは思っていた。
しかしここ最近、やけにひとりの時間が心地よくその時間のおかげでいろんな気持ちの整理がついていくので、私もひとりが好きな以上強がりだなんて思わないようにしようと決めた。
一種の"おわり"か。
いつかこの時間が苦痛になるのだろうか。
気楽さは寂しさへ変わるのだろうか。
世の中が決めた幸せをなぞったらその分、
私から"私の好きなもの"が無くなっていくのは確かだろうと思う。
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