①藍坊主「もっと売れていいよランキング10年連続1位」
記念すべき1発目はやはりこのバンドですね。
hozzy(Vo)、田中ユウイチ(Gt)、藤森真一(Ba)、渡辺拓郎(Dr)の4人からなるバンド。
1999年、神奈川県小田原市出身の幼馴染3人でバンドを結成。
2004年5月12日、トイズファクトリーからアルバム『ヒロシゲブルー』を発売、メジャーデビュー。
2005年3月16日、サポートメンバーだった渡辺が正式加入し、現在の4人編成になる。
バンド名は、高校時代に組んだザ・ブルーハーツのコピーバンド「ザ・ブルーボーズ」のブルーを“藍”に、ボーズを“坊主”に変えて“藍坊主”となった
(wikipedia)
出会いは中学3年の時です。当時は、ポルノグラフィティとかロードオブメジャー、FLOWが好きでした。FLOWの「GAME」っていうアルバムをお小遣い貯めて買ったのを今でも覚えています。その時、一緒に行った森下先輩が中島美嘉のCDジャケットを指差して「めっちゃかわいいくね?」って言われて「あー、やっぱり先輩は大人だなあ。」と思ったことも鮮明に覚えてます。
ちなみに筆者が初めて買ったCDはHYのアルバムです。好きな女の子がHYを聴き始めたらしく、その子に貸すためだけに買いました。何事もなく、普通に返却されました。
すみません、藍坊主の話ですね。
高校入学を控えた中3の3月くらいかな、Mステの「期待の若手バンド」?みたいな特集でほんの数秒「春風」が流れたんですよね。
もうこれが本当に衝撃で。この春から高校生っていう期待と不安と「春風」の歌詞・メロディが自分の中でカチッとはまりました。他にも大好きなバンドはたくさんあるけど、先にも後にもこの感覚はない気がします。
「鞄の中、心の中」
もう曲名から高校生の心、鷲摑みにきてますよね。そして冒頭の歌詞。
何気ない日の帰り道 帰宅ラッシュの電車乗り
鞄から教科書取り出し見ていると
無意識に計算する僕の頭は 君に会う確率を出してる
こんな歌詞見たら、そりゃ真似しますよね。ただ1時間に1本しか電車がないような田舎だったので帰宅ラッシュというイベントは存在しないし、そもそも私、文系なんです。数1・数Aは23点とかだったので確率出ませんでした。
上で紹介した2曲は藍坊主のいわゆる青春ロック期ですね。
その後、メンバーの髪の毛がどんどん伸びるにつれて曲調も変わっていきました。繊細な感じっていうんですかね。
それで、この記事のタイトルの話になるんですけど、もっと売れてよくないですか?これだけキャッチ―なメロディで歌詞もいい言葉たくさん綴るし。
きっと本人たちもそこまで売れることを目的としてないんですよね。幼馴染で組んで今でも地元小田原を大切にしていて。作りたい、弾きたい、歌いたいことをやっているだけなのかもしれないですね。想像ですけどね。
藍坊主ってわりと応援ソングが多いと思います。最近の応援ソングというとWANIMAが浮かんできます。WANIMAの応援って「がんばれ、やればできるって、まじで。な、まじでがんばろうぜ!」って言いながら背中押したり、手を引っ張る感じですよね。藍坊主は、実家から仕送り届いてダンボール開けたら、レトルトカレーとか缶詰、好きなお菓子と一緒に「あまり無理しないようにね、風邪ひかないようにね。母より」って手紙が添えてある感じの応援な感じがします。どっちがいいとか悪いとかではなく、藍坊主はこう。
とは言え、最近は全然聴けていないのが正直なところです。ここ数年の新曲もMVをチェックするくらい。噂によると、また青春ロック方面に戻ってきている曲もチラホラあるみたいですし、聴きたいですね。