見出し画像

貸金業務取扱主任者試験(2024年度)合格者中上位15%得点にて合格・学習時間1.5〜2.0時間/日合格までの3ヶ月勉強法

こんにちは、にだです。
Fintech関係の仕事に携わっていたことから、業法絡みの議論も多く一度貸金業法について座学やってみよう、と試験を申し込んだのがキッカケです。
11月17日が試験日であり、私がテキストをAmazonでポチったのが8月12日となっていましたので、デリバリーから大凡3ヶ月間ということになります。会食などもあり、勉強出来なかった日にちもありましたが、概ね1日1.5時間ほどの学習時間確保だったかと思いますので、135時間ほどの学習時間という想定です。
尚、合格発表は1月になりますが(以下の通1/10の合格発表で50点満点中38点にて合格でした。合格点は30点。最後の方に各出題セクション毎の正誤を貼り付けていますので参考までに)、TACの解答速報で自己採点をしたところ、39点でしたので概ね合格ラインかと思います。試験後のXなどのコメントからするとややトリッキーな問題が多く合格点は30点を切る可能性も、ということですので(TACも同様のコメント)、難易度は例年よりも高めの中で135時間での学習は効率的に出来たのではないかと自己評価しています。最初テキストを読んだ時にはこれ暗記試験?マジか、覚えられないな、こんなマニアックな言葉、という印象でしたが最初にテキストを通読するスタイルを途中からやめて学習を進めたことで効率的に必要な知識を習得できたと思っています。まず以下ポイント3点です。その後詳細を記載していきます。

1.過去問から入って傾向を掴む
2.過去問→テキストで理解を深めると同時に過去問でのポイントをテキストに追加記載を入れ、混同しやすい部分を1つのカテゴリー・塊として捉えて整理する
3.メルカリなどで、追加過去5年分の過去問をやっておく、2024年度受験の場合は5年分で2019年度受験版過去問集を買うと揃う

尚、最初のどういう学習方法にしようか、ネットサーフィンをし、通信教育で行くか、テキスト独学で行くか、を決めますが、民法などのやや特殊な言い回しを苦にしない場合は独学で十分かと思います。私の場合はTACのテキストと過去問を購入し、独学とすることにしました。
購入したテキストは以下3冊です。

貸金業務取扱主任者合格テキスト(2024年度版)
貸金業務取扱主任者過去問題集(2024年度版)
貸金業務取扱主任者過去問題集(2019年度)

では具体的な学習の軌跡と途中学習方法を軌道修正したこと、また上記テキストと過去問をどのように活用し、類似の問題で解釈間違えをしないようにしたか、を以下で解説します

  1. 学習開始
    まだ試験の全体観が見えていなかったので、テキストを頭から読むことを開始しました。最初は用語の定義だったり、顧客とは?顧客等とは?債務者等とは?債務者?などをふむふむ、と読み進めいきます。テキストを進めて行くと中に過去問チェック、という項目やココが出る、という記載があるので何となくそれも進めていきます。登録拒否要件の話、5年以内、禁錮以上、などどうやら数字も覚える必要があるのか、とかなりの暗記量なのかも、と不安になってきます。テキストを読み始めて40Pくらいまで来たところでこれはもしかすると全体の出題傾向を把握
    した上でテキストを読む、もしくは過去問を解きながらテキスト該当箇所を読む方が良いのではないか、と思い始めます。

ここから先は

2,355字 / 1画像

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?