【声をとどける case4 パブリックコメント】
まちづくり自主学校では3月12日(日)に「#なんでないの」プロジェクト代表の福田和子さんを講師に迎え、「なんでないの?心と身体の自己決定とは」と題するオンライン講座を開催します。
包括的性教育とSRHR(リプロダクティブ・ヘルスアンドライツ=性と生殖における個人の自由と法的権利)。
世界のスタンダードとなりつつあるこうした権利が、日本ではなかなか手に入ることが難しい状況です。
そうしたなか、どうやって自分と大事な人の心と身体を守っていくか、どうやって声をあげていくことができるのかについてお話をうかがいます。
詳細はまた後日ご案内しますのでお楽しみに!
それに先立ち、大事なお知らせ。
まちづくり自主学校2022では、「声をとどける」をテーマにいろいろな学びの場を作ってきました。
日本にないものの一つ、緊急避妊薬(通称アフターピル)を薬局で購入できる(OTC化)権利についてのパブリックコメントが1月31日まで厚生労働省で募集されています。
詳しくは福田さんが現代ビジネス×FRAU連載しているこちらのコラムをご参照ください。
(前編)「車がないと買えない」「高額すぎ」無料の国もある緊急避妊薬、日本3つのハードル
(後編)「この国で子どもを産むのはやめようと思う」緊急避妊薬議論で起きた切実な声
世界では90ヵ国以上で、処方箋の必要なく数百円~数千円という値段で薬局で入手できる緊急避妊薬が、日本では薬局販売(OTC化)は認められておらず、購入額も6000円から2万円ほどと高額です。望まない妊娠を避け、自分の身体を守るために薬局で購入できる緊急避妊薬はとても大事。
パブリックコメントは、国が政策を決める前に、政策に公正さと透明性を保つため、人々の意見を幅広く募る機会です。
”つまり、あなたの意見を自分の言葉で直接伝えられる、唯一無二の機会となる。また、集まったパブコメの件数は、人々の注目度をダイレクトに示すので、一件一件の重みは侮れない。”
パブリックコメントの提出先はこちらです。
どういう風に書いたらいいのかわからないときはこちらが参考になります。
”長文である必要もない。あなたの意見と理由があれば、「緊急避妊薬のOTC化に全面的に賛成です。心の負担になるので、面前内服の条件はつけないでください」など短くても良い。さらには箇条書き、匿名での提出も可能で、未成年や外国籍の方で記入できるのも魅力だ。”
(以上、引用は福田さんの上記連載記事より)
一人ひとりの声が積み重なれば、現状を変えていく大きな力になる。
みなさんの声を届けてみませんか。
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