Spatial実験ふたたび。VRにゲーム以外の活路はあるか?
おはようございます。にこともです。今日はVRネタです。先日レポートした「Spatial」、再びオンラインコミュニティの実験会に参加しました。
今回の参加者は5名。リーダーSさんと私以外の方は、Spatial初体験でした。初めての方は、やはりオブジェクトに興味を持った様子。3Dの猫を巨大化したり、コピーして増やしたり、魔法のような感覚を楽しんでいました。
▲オブジェクトを出し入れしているうちに会議室はモノで溢れてしまいました(^^ ;
Spatialは面白い。でも問題は、何に活用できるか
Spatialの最低限の使い方は理解できたような気がします。次のステップは、テーマを決めて本当の会議を実施してみること。条件は以下です。
1)VRでやる意義のある会議を
2)なるべくスムーズに行う
1)ただのZoomの代替であれば、重いヘッドセットをつけて会議をする意味はないように感じるのですよね。「同じ場所を共有する」「同じものを見る」ことがキーになる会議を設定することが必要。
2)今回の実験会では、初めての方がスムーズに会議室に入れなかったり、アバターが反映されなかったりなど問題がありました。初めての人にとっては操作が分からないことも多く、VRは問題がつきもの。どうやってそれを解決し、スケジュール通り会議を進行するか。そうでなければ実りある会議ができず、本末転倒です。
すでにSpatialを利用しているグループの話を聞けることに
実は、身近なところですでにSpatialを活用している繋がりがありました。スピーチクラブの仲間です。定期的に、このSpatialを使ってVR上でミーティングを行っているそうです。その会議室の様子を見せてもらえることになったので、近々、様子を伺う予定です。楽しみ(^^)
Oculus は売れていても、このままではVRは広がらない感触
今回の実験会に参加した方が言っていたのは、
「Beat Saberはやっているけど、他の用途が分からない。活用方法を知りたい」ということでした。
もともとゲームをやらない人が流行りに乗ってOculusを買っても、ゲーム以外の使い道がないと次第に使わなくなってしまいますね。高いお金を出して買ったけど、「置き物」にしてしまっている方、多いのかもしれないなと思いました。
さらには、これは私の仮説ですが、そもそも買ったけどセットアップの方法が分からず開封さえしていない人も意外と多いのではないだろうか?私のようにオンラインコミュニティで教えてもらえればいいですが、そうでない人は、日本語でのカスタマーサポートなどもなく、なかなかハードルが高いのではないかという気がします。
Oculus Quest2の販売は好調のようですが、販売台数が、私たちの日常生活とVRの浸透に直結しているかは、疑問符がつきます。
これから試してみたいこと
疑問符はつくものの、私個人はVRの世界が好きで楽しいです。飽きるまでいろいろ試してみようと思っています。これからやってみたいことは
・オンラインコミュニティで、セットアップサポートイベントを実施
実際に、購入はしたけれど使い始めることができていない人がいるか、リサーチがてらイベントを実施してみたいと思っています。
・オンラインコミュニティの月のイベントの視聴会
Spatial実践編として、オンラインコミュニティの視聴会をSpatial上で実施するのも良いなあと思っています。
三越伊勢丹などは、VRでショッピングができるアプリを作ったそうですが、利用者はどのくらいだったんでしょうかね。そういったイベントも増えていくのかな。興味深いですね。
それでは今日も良い一日を!
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