【心理タロット】何が違う? ふつうのタロットと心理タロット
こんにちは!
今日は、心理タロットでよく聞かれるご質問にお答えします。
普通のタロットと
心理タロットは何が違うのか?
大アルカナカード(22枚)と小アルカナカード(56枚)の78枚で構成されるタロットカード。※ライダー版の場合
インパクトのある絵柄、そして1枚1枚に名前が付与されているカードが大アルカナ。
心理タロットでは、これらのカードを個人が持っている顕在的/潜在的な欲求と理想、つまり心のテーマが現わされるものとして扱います。
こちらは、もう一方の小アルカナカード。
大アルカナで示された欲求や理想を「現実化」していくための手段が現わされていると解釈していきます。
さて、本題の「普通のタロットと心理タロットの違い」について。
通常のタロットリーディングは、展開されたカード(目の前に現わされたカード)の意味を読んでいくのに対し、心理タロットでは、出ていないカードに着目し読み解いていくのが大きな違いです。
心理タロットでは、カードを展開したときに、どれだけ強く大アルカナカードでやりたい欲求や願望、理想が示されていたとしても、自分の心・思いだけでは世界は成立しえないと考えます。
実際に、現実世界で物事を動かしていくためには「火=ワンド、地=ペンタクル、風=ソード、水=カップ」という4つのエレメントが不可欠であり、どれかひとつでも欠けていたら世界が成り立たない。4つが揃ったときに、はじめて世界が構成され、物事が動き出す。
そのためには、過剰なものは押さえ、不足しているものは補っていく調整が欠かせません。
そのバランスを読み解くために、ユングの4つのタイプ論にある「ないものが個性である」という考えを採用し、出ていないカードに光をあてる視点を取り入れているのです。
展開されているカードを読むのではなく、むしろ出ていない数字、エレメントやモダリティは何か。
それらを、心理占星術のハウスや天体、サインとどう結びついているのか連動させ、深くクライアントの心に入っていけるリーディングを目指すのが、心理タロットなのです。
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こちらの動画では、普通のタロットとの違いと、小アルカナカードの1番目=エースのカードを例にとり、nico ならではの心理タロットとカードの解釈をご紹介しています。
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タロットカードを「あの人の気持ちが知りたい」で使っていてはもったいない!
いま・ここにいない誰かの気持ちを展開することはできません。
目の前に展開されたカードは
すべてあなたが見ている世界であり
他の誰のものでもないのです。
タロットから導き出される答えは、自分自身の「今」の立ち位置。
自分が今どこまで成長し、どのようなテーマでつまずき、どんなことで喜んだり悲しんだりしているのか。
nicoの心理タロット講座では、タロットカード一枚一枚を分断して理解するのではなく、欲求や不安・おそれなど心の動きをストーリーとして組み立てるリーディング力と
個人の成長の姿をイメージしながら、現場で伝えるカウンセリング力のふたつを学びます。
ユングの4つのタイプ論にあるように、「ないものが個性である」という考え方を採用し、出ていないカードに光をあてることで、その人の隠された本質や欲求を導き出していく、他では学べない実践力が身に着く講座です。
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