赤ペン12サイン占い 2023 双子座 5/21～6/20
心理占星術家nicoが主宰する「心理占星術講座」の下で学ぶメンバーによる12サイン占い。
個性あふれる12人の占星術家が語る各星座の星読みを、nicoが心理占星術をベースに赤ペン添削！ これから一ヶ月、わたしたちが陥りやすい心模様について、心理占星術的観点から天空の配置を読み解きます。
牡羊座
BTSの曲に「Permission to Dance」という曲があります。直訳すると「踊るための許可」となりますが、「踊る」ということは一体何を示しているのか？ それは「行動すること」「人生を楽しむこと」なのではないかと思うのです。あの人みたいに踊れない、練習が足りない、もう年だから、タイミングが…と踊らない理由を作るのはいくらでもできます。木星が5/17に牡羊座を去り、「ラッキースター木星が行ってしまった」とがっかりしている人もいるかもしれません。木星はそんな棚ぼたをくれるわけではありません。12年の木星のサイクルはまだ始まったばかり。去年から始めたことが少しずつ動きの中で実感として受け取れる一年がやってきます。誰かの許可なんていらない。下手でもとにかく楽しんで「踊る」と、自分で決めることだけなのです。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々♪」何もやらずに見ているだけの阿呆より、踊る阿呆の方が絶対カッコいいって思いませんか？
千花（太陽：牡羊座 月：山羊座）
牡牛座
「最近よく人の不手際で迷惑を被っている」と感じてはいないだろうか。例えば転職や習い事を変えるなどの決断したのに、それが相手側のミスで正しく受理されていなかった、とか。不信感は当然だが、尽きない愚痴で頭がいっぱいになればパフォーマンスは落ちるもの。いまのステージで有終の美を飾るためにも次のステージを清々しく始めるためにも、コンディションは整えておいたほうがいい。そもそも「愚痴が次々湧き上がる」状況の根底には「自分がベストを尽くせなかった後悔をごまかしている」状態があるのではないか。「ここまで言えば正しく伝わるだろう」という見誤りがあったのではないか。そうであれば一番ストレスを感じているのは、正しく見極められなかったために「自分には見る目がある」という自信が揺らいでいることに対して、ではないのか。大丈夫、あなたには見る目がある。でも超能力ではないのだから、時には失敗もしながら磨いていけばいい。
うか子（太陽：蠍座 月：双子座）
双子座
新型コロナウイルスに対する規制も変更され、陽気の良い気候も背中を後押しするように、軽やかな気持ちで前に進みだしたくなっている時ではないでしょうか。ですが実際は軽やかというよりは手掛かりのない中を手探りで進んでいく、そんな一ヶ月になりそうです。これまでの一ヶ月ではきっと様々な経験をしてきたことでしょう。あれこれ手を広げすぎて収集がつかなくなってしまったり、今までやってきたことに対し方向転換を余儀なくされたり、と暗中模索の状態だったかもしれませんね。そんな体験も肥やしとして、さらに柔軟に創意工夫をし、あなたの中の好奇心を存分に発揮し、アンテナとして活用するのです。リスクを恐れ、ふり幅を小さくしてしまうより、失敗さえも糧にしてしまう心意気が必要です。何か行動を起こした分だけあなたの手元には判断をするための経験値が積み上げられ、次なるステージにつなげてくれるのです。
Telesa Noriyo（太陽：天秤座 月：乙女座）
蟹座
この時期、問題解決は緩やかな進展です。新品交換するよりも、考え方や振る舞いが徐々に理想方向へ接近していくイメージを持つように。目新しい理論と大胆な実験を好む革新型、流行を読むトレンド型に比べて、控えめで上品、伝統や基本に従う姿勢のコンサバは慎重で地味。ですが動詞 conserve（気をつけて保存する）に由来するように、与えられた自然条件や時の流れを受け止めたうえで、ゆっくり進化を続けた生命システムは基本的にコンサバな性質です。知識や技術、ルール見直しなど変化の波が日常生活にも押し寄せますが、場当たり的に余剰エネルギーを開放するような急激な変化は避けたほうが吉。何かを注意深く維持する保守姿勢は、個人の主張や試行錯誤をまったく認めない全体主義・前例主義とは異なるものです。これまでの努力、自分なりの結果である現在の営みに一定の意味や価値を認め、心身にあらわれる変化のプロセスを静かに観察しながら前進しましょう。
みねんこ（太陽：天秤座 月：蠍座）
獅子座
いきなりですが、大阪のおばちゃんといえばどんなイメージがありますか？ 図々しい？ お節介？ 騒がしい？ テレビなどの影響で良いイメージも悪いイメージもあるとは思いますが。大阪で生まれ育った私が道行くおばちゃんの一声に救われた経験は数知れず。時代の移り変わりもあり賛否両論はあるけれど、いつでもどこでも誰にでも、さっと差し出す飴ちゃん文化なども温かなコミュニケーションツールだなぁと感じます。そこであなたも大阪のおばちゃんのように、誰にでもフレンドリーに話しかけたり飴ちゃんをあげたりしてみましょう！ なんてことは流石に言えませんが。家族や友人、職場や近所の人だけでなく、通りすがりに目に入った困っていそうな人に。ほんの少し声をかけてみるくらいなら、すぐにでも出来そうではありませんか？ 何の見返りを求めるでもなく、誰かの心をあたためることで、一番あたたかくなるのはあなたの心なのかもしれません。
まや（太陽：蠍座 月：水瓶座）
乙女座
5 月は天体の動きが賑やかで潮目でした。そこをどうこれからの自分の日々の中に活かしていくのか? このひと月は、今いる自分の場所だからこそ、見える景色や出会える人がいるという自分の立ち位置を意識してみる。そしてその実感を受け取っていく時間にしてみて下さい。自分が立ち、日々生きている現場の最前線で、切実にどう人と関わり、自分にとっても周囲にとっても居心地良く、安定した現場に本当に立てているのかを見つめ直す。それは、自分がここまで掲げて来たテーマとその結果を確認するということです。今もしも悩みを抱えているなら、今こそ逃げないで、正面から向き合って解決するイメージを持って下さい。それには、大切なことや大切な人、信じてきたそういうもののために、何に挑んできたのかを自分としてもう一度確かめて、自分のたずさえてきた感覚を信じて、この先も前進していけるのかを素直に多方面から、思いつく限りを検証してみて下さい。
紅谷柘榴（太陽：山羊座 月：射手座）
天秤座
新しい出会いが次々に増え、ご縁がいくつも繋がっては広がっていく。新鮮で活発だったあなたの人間関係のテーマが、5/17を境に大きく変化しました。夏に向かってぐんぐん進む季節に反比例するように、今後はじっくりと時間をかけて、相手との深い信頼関係を築いていきましょう。手始めとしておススメなのは、関係を深めたい相手の趣味やマイブーム、推しなどを、あなたも楽しんでみること。相手の世界観にどっぷり浸って一緒にうっとりするイメージで。これって正直ニガテなスタイルかもしれないけど、そうする事で初めて見えてくる豊かな世界が、あなたの変容のきっかけになるかも。そんな人間関係のムードに対し、美しいコントラストが際立つ仕事運。６月初旬まで好調です。あなたの魅力を周囲に最大出力でアピールできる時。社交センスが光り、クリエイティブなアイディアもどんどん出るので、刺激を楽しみながら新しいことにもチャレンジして下さいね。
美祈ケイト（太陽：双子座 月：山羊座）
蠍座
小さい頃、先生が新しい絵本を読んでくれた時の事を覚えていますか？ 初めて見る絵にドキドキ。次のページは？？ ワクワク。初めてのストーリーを聞き終えて、新しい世界が自分の中に広がった感覚。お迎えに来てくれたお母さんに早く話したくてウズウズする。そうやって毎日のように新しい世界の刺激を受けてワクワクすること。この興奮を誰かに話したい！！ ってウズウズすること。小さい頃にはたくさんあったように思います。そんな中でも、だんだん自分にとっての‘‘特別な一冊‘‘が出来てきますよね。このキャラクターが好き。なんなら、セリフも全部言えちゃう。このお話の最後はいつも泣いちゃう。この気持ちは自分だけの大切な想い。でも、やっぱり誰かとこの気持ちを共有したい…本当に分かり合える人と…。私の楽しい！ 私の知りたい！ の価値を分かってくれる人になら、いくらでもお喋りできますよね。大人になった今、実際にそんな時間を持ってみてください。また刺激的な世界が待っているかもしれません。
双子商会（太陽：双子座 月：牡羊座）
射手座
この双子座期に、今まで考えたことのなかったような願望が、心の奥深くからあぶり出されてくる可能性がある。それは、これまであまり関わりのなかったようなタイプの人と交流する中で湧き上がってくるだろう。というのも、さまざまな価値観をもつ人と接することで、自分自身の固定観念に対する揺さぶりが強くなるからだ。そしてこの時期は、闇雲に理想を追うのではなく、地に足をつけて基礎固めに専念すると、スムーズな流れを引き寄せることができる。この先、その事実に気づくために、人のやり方をそのまま真似ても、どうもうまくいかないという事態に直面するかもしれない。そんなときは、すぐさま頭を切り替えて、自分自身に合ったやり方はどういうものだろうと模索してみてほしい。それほど労力を使わずに、そういった問いに答えが出やすいのもこの時期の特徴だ。新しく見出した望む未来への道のりを、自分仕様に仕上げていくことを目標に邁進していこう。
苑宮 泉（太陽：天秤座 月：天秤座）
山羊座
ワクワクという言葉は現代でこそ喜びや嬉しさなどプラスの意味だけをもっているが、明治・大正時代には心配や不安など心の動揺をあらわすようなマイナスの感情を示すときにこそ多く使われていた。それが昭和になり、ウキウキやドキドキといったワクワクの周辺の語との関わりから、今のようなプラスの意だけへと限定されていったとされている。周囲にあわせ反対の意味へと変化させたワクワクというこの言葉。固定観念にガチガチになり、反対の意を受け入れずにいたら今はもう使われることもなく死語となっていたかもしれない。ガードをゆるめ周囲と共鳴したからこそ新しい境地への入り口に立ち、未来への鍵を手にできたのだろう。そんなことを時にあわせ変容してきたワクワクという言葉に教わった気がする。さて、最後にあなたの心がワクワクしたのはいつだったろうか。心が突き動かされるものがあるのなら、ガードを解き放ちふっと飛び込んでみよう。
ひかり（太陽：魚座 月：双子座）
水瓶座
ずいぶんと待たされましたが、やっとコロナ明けと言ってもよい状況になりましたね。私の職場も飲み会が解禁になり、ようやく歓送迎会が開催できます。長いこと歓迎がお預けになった方もいて出席者９名のうち７名が歓迎される会になってしまいました。しかしコロナに限らず近頃はハラスメントやらコンプライアンスやらで職場の人付き合いが難しくなっているように感じます。結局相手が不快と感じるか次第なので、悪気の無いことで責められる可能性があるなら、当たらず触らずが“正解”なのでしょうが、それでは味気ないですよね。職場に限らず相手を慮ったり、場を平穏に保つことも大事ですが、自分の気持ちや考えを伝えることでよりよい関係性を築けることも。「人との距離が開きがちかな」と感じるなら、この双子座期にはそれが“正解”かどうかは置いて、思っていることや、伝えたいことを伝えつつ理解しあえるよう試行錯誤してもらえたらなと思います。
はるさめ（太陽：魚座 月：蠍座）
魚座
「にじいろのさかな」という絵本を知っていますか。にじいろの鱗を持った美しい魚が自分の宝物である鱗を他の魚に分け与えて幸せになるという話です。しかし今月の魚座さんにはあえてこの絵本とは逆にも思える提案をしてみたいと思います。それは自分の本意ではない自己犠牲はやめて本心をさらけ出せる環境作りをしてほしいということ。内心はモヤモヤしているのに相手の意図や期待に応えてしまう「いい人」がやめられなかったり、世界も自分も「善きもの・美しいもの」でなければならないと自身を捧げ過ぎてしんどくなっていませんか。あなたの時間や体力や能力はあなたの大事な財産です。身勝手だと思われてもその大切な価値をしっかり守ることが必要なときもあります。心と行動がちぐはぐなままでは長続きできませんし、自分がどうしたいか言葉にして伝えるだけで解決することだってあります。自分に無理のないやり方で貢献しようとするとき、あなたの世界は今よりもっと安心できる場所となるでしょう。
TOMOKO（太陽：獅子座 月：魚座）
心理占星術家 nico より
みなさん今回もおつかれさまでした！ 水瓶座冥王星、魚座土星、牡羊座木星と天体が移動し、世界が騒がしくなっている中、そういった天体の影響が個人にどう反映するのか、それが12サインを通すとどういった意味になるのか、たかが12サイン占い、されど12サイン占い、この小さな単位をしっかり書けないと、大きな流れの意味を見逃すこともあります。この一ヶ月、個人に起こっていることをしっかり観察し、次回、400Wの中に丁寧に詰め込んでみてください。占星術の価値をもっと感じられるかもしれません。次回、期待しています！
お知らせ +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+: -:
心理占星術とナラティブセラピーで
クライアントの心を引き出す
～あらゆる「人に対峙する」現場で最も応用可能な占星術
占星術が何よりも面白いのは、天空に配置された星々と、地上における人々が作り出す事象がシンクロを体験したとき。
ホラリー＆コンサルテーションチャートはその見事さ、面白さが凝縮されています。
クライアントは、時に自分自身の本当の悩みをうまく打ち明けられないことがあります。 または、質問とは違うところに本来の意図や悩みを持っていたりするものです。
この講座では、心理占星術の分析方法にクライアントの心を引き出すナラティブセラピーを用いた現場のつくり方を、実際の相談事例を用い繰り返し演習し、リアルな現場で使える即戦力を身に付けます。
＊事前にご相談者から許可をいただいているものを使用しています。
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➤受講生の声
心理ホラリー＆コンサルテーションは本当に興味深い講座でした。
私は人の相談を聞くと、その人の話だけでつい「それは酷い」とか、「かわいそう」など感情が優先して、一方的に相手が悪いと思ってしまい、相談者と相談者の悩みの対象になっている人物のことを公平な目で判断できていませんでした。
でも星が出す答えは、私には思いもしないようなアドバイスで、なぜそんなアドバイスになるのか？ と考えてみたのですが、決定的な違いは、星は相談者から好かれたいとか、いい人だと思われたい、というような感情が入っていないから、相談者にとって大切なことだけを、シンプルに答えているのではないかと思いました。
私がアドバイスを考えると、相談者を傷つけないようにとか、嫌われないようになど、自分を守ることを考えて言葉を選ぶ傾向があります。その余計な感情が入ることで、伝えるべき答えと違う方向に行ってしまうようです。
だから、星を読むときには、自分を良く見せたいとか、善人だと思われたいという個人的な考えが入らないこと、そして相談者にとって必要な星のアドバイスをわかりやすく伝えるということを心がけようと思いました。不純な動機で星を読むと、良いアドバイスにつながらない気がするので、そのことを忘れないようにしたいと思います
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