17 母親との関係をはじめて指摘された時の話
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いろんな気付きをくれた鍼灸の先生との出会い
前回の続き→
母親の知り合い紹介で隣の市にある
とある鍼灸院に行くことになりました。
電話してみるとまず
閉店した20時くらいから
来てくださいと言われ
その時は一人で車に
乗る事も怖い状態だったので
母親に送ってもらい
一緒に鍼灸院に向かいました。
鍼灸院で待っている間
待合いの椅子で待っていると
その場で待っていることができず
過呼吸になって
中に入ったり外に出たりを繰り返していました。
鍼灸院前の道路でうずくまって
苦しんでいた時の景色は今でも
思い出せます。
ずっと吐き気があったので
手にはビニール袋を握りしめ
ていました。
このときはほぼ24時間吐き気がありました。
そんな状態だったので私は座って
10分も話を聞けないかもしれないと
初めに先生に伝えました。
20時から22時まで
さまざまな話をしてくださいました。
値段はなんと、、無料です。
こんな先生は後にも先にもいませんでした。
なんとか2時間
先生の話を
その場で聞くことができて
とても嬉しかったことを覚えていますが
聞いている間にも
何度も過呼吸気味になり
強烈な
吐き気が襲ってきて
なんとか2時間終わったあとかなり体調が悪くなって
何度も発作が出たり動けなくなったことを
覚えています。
そしてその数日後も
話の続きをしてくれると行って
私のためだけにまた2時間をかけて
話をしてくださいました。
1回目は母親と一緒に話を聞きました。
2回目の時は
できたら一人でおいで、と言われて
送り迎えをしてもらい、
今度は先生とマンツーマンで話しました。
はじめて母親との関係を指摘された
1日目に母親と一緒に来ていたので
先生とも一緒に話をしており、
先生も心配症な母の様子を見ていました。
また先生から
今気がかりなことを聞かれ
話したときに
私の気掛かりなことのひとつに
母親の体調のこと
が心配だ、
私のせいで余計に
体調を悪くさせているのが
申し訳ないと言いました。
お互いに心配しあっている。
これが共依存
親子一体化
なんてことに気付くのはまだまだ先の話
なのですが
この時は私と親の距離感に
問題があることなんて
まったくと言って良いほど
思っていませんでした。
先生は
私の症状は
母親と離れて暮らす方が
早く良くなるかもしれないね
と言ったのです。
お互いに心配しあっているのが問題?!
そんなの家族なのだから
当たり前じゃないのか?!
そんな風に思っていました。
先生の話の中では
うつという言葉がたくさん出てきました。
うつになる人の特徴のひとつに
親との関係
は大きなキーポイントだよ。
と。
その鍼灸院には
元々、うつで引きこもりだった同じ年齢
くらいの女性が
鍼灸院のお掃除のボランティアとして来ていました。
彼女は
家からも出られなかったけれど
少しずつ出られるようになってきているよ。
彼女も母親との関係は大きな
ポイントだったんだよ。
と話してくれました。
しかし
その当時まだ、自分のことを
うつともパニック障害とも認めていなかった
私は完全に
他人事のように聞いていました。
先生がうつの人をサポートしている理由
しかし、こんなに
2時間も何日もかけて
話を無料でしてくださる
なんて
最後になにか買わされるのでは?
と怖いくらいに
真剣に熱心に話をしてくださいました。
もちろん、なにも買わされないどころか
鍼灸の治療自体も格安でした。
先生は親の死をきっかけとして出家された経験があるそうです。
それをきっかけに
商売ではなく
自分にできる範囲で
人を救う活動
末期癌の方への
施術や傾聴
うつパニックの人のサポートなど
さまざまな事をされているとのことでした。
その経験から仏教にまつわること
さまざまな呼吸法のこと
薬はリスクがあって根本的な
解決にならないこと
自律神経の整え方
いろんな話をしてくださいました。
肉体と精神は繋がっている。
そんな話もしてくださいました。
今同じ話を聞くと納得することばかりだと思います。
しかし、未熟すぎた当時の私には
先生の言っていることは
なんとなくわかるけど
とりあえず、私は早く治りたいんだ。
治してくれるための施術をしてほしいんだ。
そんな風な気持ちで話を聞いていたように思います。
その考えが余計に体調を悪くしていることにも
このときは全く気付いていなかったのです。
食事の話
その当時、私は食事に関して
かなり無知でした。
食事に関しても
はじめて、体に入れるものが大切と
教えてくれたのもこの先生でした。
たとえば飴を食べるにも
砂糖より黒糖。
と言われ
帰りに黒飴を買って帰りました。
塩も天然のお塩が良くて
チョコやほかの食べ物でも
なるべく
材料がシンプルなものを選ぶのが良いよ、と。
添加物など全く気にしたことのない私にとって
はじめての少しだけ食を意識するきっかけを
もらいました。
本格的に
食の改善をするのはまだ先のことになります。
またそのことについては別の機会に書こうと思います。
他にも
この先生からは
いろんなきっかけをもらいました。
体調が悪くなってから
怖くなって
できなくなっていたことに
チャレンジする勇気をもらい
行動に移せたことがありました。
そのことについて次は書きたいと思います。✏︎
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自律神経失調症、パニック障害から
重いうつになってしまった
過去のしくじり体験、気付きなどを
【しくじりうつ先生、私みたいにならないで!】
ということで1話ごとに私から一言
書いていきます✏︎
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃 𓍯
\しくじりうつ先生/
nico◡̈からのひとこと。
❁うつパニックでは親子関係に関係があることが多い。【親子共依存】
そしてそれに気づいていないケースが多い
❁とにかく早く治りたい!気持ちが1番
治りを遅くする。
❁食べるもので体【心】はできている。
食は大切。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃 𓍯