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「これで十分」を知れたからFIREできた

最近読んでいた本↓の内容が、まさにFIREしてからの自分のお金の考え方だった


特に第3章(数億ドルの資産を持つ人がもっと多くの富を得ようとしてすべてを危険にさらすような行為をしてしまうというような、決して満足できない人たちというような事が書かれた章)は、なんだかストンと腑に落ちる内容だった

自分の場合のFIREは、全然大金持ちになってはいなくて、このくらいの資産があればとりあえず働くことなくFIRE前と同じ生活が続けていけるかなという金額が貯まり、環境的にも精神的にも今ならいけるかな~と思ったからFIREしてみたわけだけど、自分がこうやってFIREできたのはまさにこの本の第3章に書かれていた『足るを知る』がわかったからだなと思う

自分なりの『足るを知る』レベルがわからないと、結局どんなに富豪になろうとも、いつまで経っても満足できず、お金持ちになったとしても、ついついもっともっととなってしまい、永遠にどこまで行ってももっともっとが続いてしまうのかもしれない

他人にどう思われようが、自分の今の生活は「これで十分」
足るを知ったから成り立っている


投資を続けている限りは、儲けたい気持ちはもちろんあるけど、ものすごくたくさん儲けたいというより、リスクを低く地味でいいから儲けて、今の生活を続けていければ十分

自分は今の生活で十分幸せを感じているし、やりたい事もやれている


もっとと求めたくなる事もあるけど、もっとを求めてしまうと、リスクが高くなるし、時間も必要になってくるかもしれないし、ストレスが出てくるかもしれない

そうなのであれば、自分としては今がちょうどいい生活で、十分だなと思う

本の中の例えに、「自分がどれだけ食べられるかの限界を知るには、吐くまで食べるしかない。でも吐いてしまっては食事が台無しになるから、みんなそんな無茶はしない。」とあり、投資でもこの理屈が当てはまるはずで、だから腹八分目くらいで自分はちょうどいいかなと思っている

自分のちょうどいいは自分にしかわからない

他人にどう思われたいとか、みんながどうしているからとか、勝手な思い込みの基準では、足るを知る事はできないなと思う

自分はいつの間にか、足るを知れていて、だからFIREできたんだなとこの本を読んでつくづく思った


ちなみに、他の章もかなりうなずける内容が多く、同じようにこの本をウンウンと思う人がいたらちょっと語り合ってみたいなと思ったくらい、久々におもしろい本だった


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