映画「怪物」観た

観てきたよ!
もう公開からだいぶ経ってるとはいえ、Twitterにネタバレ流したくない気分なのでこっちに吐き出し。
「なるべく前情報を入れずに観ろ」と聞いていたので予告すら観ずに行きました。
はーーーおもしろかった、おもしろかったんだけどしんどかった…とくに前半はちょっと後悔するくらいしんどかった。後半にカタルシスがあったけれども…
あの、子どもたちのキラキラした世界のほうが主題なのはわかるんですけど、今の私はどーーーしても親の目線で観てしまうので、「ああ、子どもたちの純粋さ尊い…」という気持ちと「そんなにママに心配かけるんじゃありません!」という気持ちがずっと拮抗してた。なんならギリ後者の気持ちのほうが勝ってた。お願いだからもっとちゃんと話しといてくれ!報連相せえ!!怒らんから!!!
なんかねえ、これ別にこの映画の言いたいことでもなんでもないとは思うんだけど、小学生の育児むっずいな…!と思ってずっと震えてた。それに比べたら3歳児はわかりやすくていい。うちの3歳なんて、電車の靴下を片方ずつ色違いで履いて「これ、ほいくえんのはやり!」つって喜んでんのだけど、そんなのほんと今だけなんだなー…すーぐこんなふうに、なーんも親に話してくれなくなるんだろうか…なあ…
安藤サクラさー、こんなにいいお母さんで、子どもと仲良いのに、それでもこんなに子どもの本心を分かることができないなんてさぁ…、むずい、まじで。
小学校っていう空間もさ、なんつーかこう色々な感情が剥き出しで、尊いと同時にしんどいよな…学校のあちこちに貼られている手書きの掲示物を見てて、なんかこう、息が詰まるような気持ちになってしまった。ずっとあの空間にいるんだから先生ってすごい。
田中裕子校長と金管吹くシーンでなんかぐっと泣きそうになった。
子役のふたりかわいかったなあ…
星川くんが玄関から飛び出してきて「うそだよ!」というシーンが脳裏に焼き付いて離れません。いまも。

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