仕事を辞めたいほどの人間関係の対処法

仕事を辞めたいと思う理由の第一位は人間関係だと言われています。

実際、転職支援サービスを手掛ける企業などが頻繁に実施するアンケートなどのデータはそれを裏付けています。

確かに、赤の他人が同じ空間で同じものを共有するのですから、いざこざが起きて当たり前でしょう。

仕事を辞めたいほどの人間関係から学べることをまず探ろう

しかし、そうはいっても、職場内での人間関係が悪いというのは、非常に自分とって痛手です。

特に男性にとっては、人生のほとんどの時間を仕事に費やすことになり、男性にとって仕事は人生そのものと言ってもいいくらいだからです。

しかも現状の仕事を辞めたいと感じるほど悪化している場合は、場合によってはこちら側が転職せざるを得ないわけです。

では、そのような状況にある場合、どうしたら良いでしょうか？

まず、提案したいのは、その悪化している人間関係から学べて今後に生かせることはないかを探ることです。

武道で「いなす」という技があるのをご存知でしょうか？

空いての攻撃を体に直撃させないように、腕や腰を使ってひらりと攻撃をかわす防御法です。

私たちは生きている限り、どうしても相性の合わない人がいます。

どこの職場に行っても必ず自分に合わない人がいるのです。

この先の長い人生、今と同じように「自分と合わない人」が必ず出てきますから、そのような人と絶妙な距離を保ち「いなす」技術を身に着けるチャンスでもあるわけです。

職場の異動を申し出る

しかし、どんなにあなたが色々対策しても、つっかかってくる人がいる場合はどうしたら良いでしょうか？

部署移動を申し出るという方法も考えてみるべきです。

上司に現状相談し、理解してもらえば部署移動に応じてくれるかもしれませんし、または、相手側が他の部署に異動させられるという場合もあるかもしれません。

幸いなことに、今の時代は、人材が豊富ではないですから、会社としてはあなたに辞められては困るかもしれません。

ですから、会社側も「それなら辞めろ」とはなかなか言えないはずです。

遠慮なく上の者に相談してみるべきです。

思った以上に理解を示してくれ、あなたに不利のない条件を提示してくれるかもしれません。

転職を視野に入れてみる

それでもどうにもなりそうもない場合は、最終的には転職しかないでしょう。

先にも話したように、今の時代はどの会社も人材が不足していますから、現状の仕事を辞めても、早い段階で転職できるかもしれません。

しかし、とはいっても、現状の仕事をスパッと辞めてから転職活動スタートというのはリスクが大きい。

できれば、現状の仕事を継続しながら次の仕事先をリサーチしていくとよいですね。