「仕事辞めたい」なぜ“辞めたい”のかを整理するべき
今の仕事を辞めたいと思う時期は誰にでも訪れます。
日本では、年々労働者人口が減少しているので、仕事を探そうと思えばいくらでも見つかるかもしれません。
特に地方の企業では、深刻な労働者不足に直面している場合がとても多いわけです。
ですので、現在勤めている会社で我慢しなくてもいい。仕事を辞めて転職してしまおうと考える人は増えています。
仕事を辞めたいとき、多くの人は自分を「欺く」
しかし、仕事を辞める前に「なぜ今の仕事を辞めたいのか?」をよく考えることはとても重要です。
厚生労働省が調べたデータによると、仕事を辞める理由にあげられたのは、
仕事が合わなかった
給与が少なかった
労働条件が悪かった
会社の将来が不安だった
などでした。
この理由を見て、あなたも気付くと思いますが、これらのことは入社する前の段階でそもそも分かっていたことではないでしょうか?
入社後にどんな仕事を任されることになるのか、給与はどのくらいなのか、どんな労働環境で仕事をすることになるのか、自分が入社するのはどのような会社なのか。
これらのことは事前に説明を受けていて、少なくとも一定レベル認識していたはずです。
ですので、これらは“後付け”の言い訳に過ぎないわけです。
実際に、リクルートやエン・ジャパンなどの求人大手企業が利用者に取ったアンケートによると、仕事を辞めるに至った理由は、ダントツで“職場の人間関係”です。
要するに、多くの人は、仕事が合わなかった、給与が少なかったなどど理由を言いますが、本当は職場の人間関係が嫌になって辞めているケースが多いわけです。
次のステップに繋げるために大切「辞めたい明確な理由」
なぜ今の仕事を辞めたいのか?
辞めたい理由は「職場に嫌なアイツがいるから」「嫌な上司がいるから」ということでも別にいいのです。
その場合、あなたに合いそうな雰囲気の会社を探して転職すればいいわけですから。
そこに照準を合わせて転職先を探せばよいということになります。
要するに、今の仕事を辞めたい本音の理由はなんなのか?をよく考えることはとても大切です。
ここがハッキリしないと、何度転職しても「何となくこの会社合わないな・・・」という結末になってしまいます。