面倒な人間関係は嫌だ!転職せずにネットビジネスを始めた若者たち
「仕事辞めたい」と、自分の仕事について悩みを抱えてしまう人は増えてきているように思えます。
今の時代は、昔と比べ人間関係をうまくやりくりできる人が少ないからです。
その原因の1つはインターネットや子供の少子化かもしれません。
多くの若者はSNS上で他の人とコミュニケーションを取る機会が日常のほとんどを占めるため、対人関係をうまく構築することに慣れていません。
また、少子化によって一人っ子が増えたため、兄弟がなく同世代とのコミュニケーションが下手なわけです。
多くの若者は人間関係に悩んで仕事を辞める
人間関係の構築に慣れていない若者は、職場での人間関係に悩むケースがとても多いです。
学生の時は、部活や同じクラス内での人間関係に限定されますので、とても身近な人達であるゆえに甘えも許されます。
しかし、職場では違います。
年齢もバラバラですし、職場では人それぞれ役目も違います。職場では「会社の利益を上げるための人間関係」となるわけです。
ときには、職場の者同士で衝突やひがみ合いもあることでしょう。
こうして、職場での人間関係に悩むようになり、仕事を辞めたいと言い出すわけです。
転職せずにネットビジネスで生活しようとする人は多い
しかし、転職して職場の人間関係が刷新されれば、悩みが解決されるわけではありません。
結局、前職と同じように、いづれ職場の人間関係に悩むようになります。
こうして、それを学んだ若者たちは転職せずにネットビジネスに流れ込むわけです。
実際、YouTubeなどでネットビジネスに成功している人がいるわけで、そのような人達を見ると「自分にもできるのではないか?」と思うのです。
ネットビジネスの光と闇
人間関係から解放されたいためにネットビジネスに参入する人はとても多いですが、実際はそんな甘い世界ではありません。
就職して月20万円稼ぐのは簡単ですが、独立して仕事をして月20万円稼ぐのはとても大変です。
ネットビジネスで成功している人かの話しを聞くと、自分も同じようになれそうだと思ってしまうことでしょう。
しかし、やはりビジネスなのですから、そう簡単にはいきません。
確率的には失敗する確率の方が断然高いのです。
ネットビジネスに失敗し、結局は再就職したという人は表に出ることはないので、存在を認知されませんが、実は、膨大な人数なのです。
ですので、安易に「面倒な人間関係が嫌だから転職せずにネットビジネスをやろう」と考えるべきではありません。
それなりの覚悟と、努力が必要です。