一人暮らし
もしかすると人生最後の一人暮らしの夜かもしれないということで、一人暮らしの好きだったところ・瞬間を書いておきます。
部屋のレイアウトを自由に決められるところ
冷蔵庫に好きなものだけを詰め込んで良いところ
使った食器を2日間水につけて放置しても怒られないところ
とはいえ誰も洗ってくれないから、まあ流石に洗うかとなってスポンジに洗剤をつけるとき
夏場にゴミを放置していたらうっかり小蝿を発生させてしまい、部屋が一気にバトルロワイヤル会場と化した日
布団をかぶって好きな歌をいっぱい歌う時間
珍しく部屋に誰かを招いたときの、くすぐったい感じ
全部が嫌になったとき、ぬるめのお風呂にながーく浸かっていられるところ
自分と永遠に対話できるところ
寝る前に読み始めたアプリ漫画が面白すぎて、寝よう寝ようと思いながら早朝まで読み耽ってしまうときの罪悪感と謎の高揚感
無限に寝ていられる休日
終電で帰ったら鍵をどこかに落としてきたことに気づいて、仕方がないから詐欺みたいなぼったくり業者に3万円払って開けてもらって、帰還したときの安堵
静まり返った深夜の公園で、友だちの恋愛の愚痴を聞いてブランコに揺られた日
1人でいるときにしか現れない自分と向き合って、こんなふうに文章を綴れるところ
昼間は家を出ていることが多かったんで、やっぱ夜にたくさん良い思い出が残ってますね。
前に進むことが正しいことは明白なのに、ちょっぴり間違いの選択肢を選びたくなってしまうこの感じ。
卒業式みたいです。
一人暮らしの卒業!
これからもゆるーく人生を進んでいきます
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