わたし流「しない育児」
子育てはするものじゃない。
子どもは育つもの🌱🌻
最初からそういう風に考えていたのは、きっと自分自身が育った環境にルーツがあると思います。
〈わたしが育った環境〉
わたしは、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、お姉ちゃんの5人で暮らしでした。
当時の田舎では少しだけ珍しい、シングルマザーという形ではありましたが、おじいちゃん、おばあちゃん、近くにはいとこ家族も住んでいたので恵まれた環境で楽しい幼少期を過ごしました。
小学校6年生になる頃、母が将来のお金を心配して、看護師になることを決断しました。
この時母からは、
「姉と私の為にお金を稼ぐ為に看護師になる。」
と説明されたことを覚えています。
そして私の高校2年の進級と共に母は看護師として働き始めました。
そしてわたしは高校を卒業すると、
県外の、私立の、理系の、(お金のかかる)大学へ進学させてもらいました。
そして大学卒業後は夢だった教員として働きました。
教員生活はとても充実していましたが、当時九州と関東で遠距離恋愛をしていた今の夫と結婚するタイミングでカラダを壊したこともあり、仕事をやめました。
ざっくりとですが、
このような環境で育ち、人生を歩んできました。
子どもの為にがんばった素晴らしい母親だ、と母を称賛する人はたくさんいます。
ただ娘として思うことは、
母には自分のやりたい人生を送って欲しかった。ということです。
母が自分の為に多くを犠牲にしてきた姿は、
わたしが人生の選択する時に、
「お母さんがせっかく大学に行かせてくれたのに」という罪悪感とともに選択しなければならなかったのです。
〈たくさんの親〉
このような環境を理解してだったのか、
母親以上に、
おじいちゃんやおばあちゃん、おじ、おば、学校や習い事の先生、友達の親、
たくさんの周りの大人が私のことを気にかけてくれました。
またわたしとはタイプの違う姉を見て思います。
同じ環境で育ったと思っていたけれど、似て非なる環境で育っていたのだろうな。
そして自分が成長してきた源
今の自分に繋げてきたのは
環境ではなくきっと
わたし自身の中にあったのではないかとも思います。
子どもは育てるものではない。
子どもは育つもの🌱🌻
色んな人からたくさんの知恵やエネルギーを頂き
自分のパワーで成長する。
こんな人に成長して欲しい、
こんな力をつけて欲しい、
親として願いをあげればキリがないけれど、
子どもは親だけが育てるものではないよね。
だから子育ては気楽に「しない育児」😊
今日もわたしがやることは食事の提供とオムツのお世話。その他もろもろあるけれど、
保育園の先生やお友達、近所に住む人から色んなことを学んでください😊
本人の出会う力、育つ力を信じて!
minami