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ほうれん草カレーと傲慢なわたし

最近、スパイスカレーづくりが楽しいです。

以前はカレーを作るとなったら、
・たまねぎ
・にんじん
・じゃがいも
・お肉
・カレールー
をスーパーで買ってきてつくっていたのが、

最近のカレーは
・カレー粉
・季節のお野菜
とろみに
・米粉
を入れたり入れなかったり、

調子の良い時は
・カルダモン
・コリアンダーシード
をミルサーで粉末にして入れてみたり、
冷蔵庫で眠りがちだった
・シナモン
・ナツメグ
・ターメリック
などもすぐ無くなるようになったり、

カレーといえば🍛←コレ。
一択だったものが、
かなり自由にカレーを作れるようになって
うかれていました。

そんなわたしに事件が起こったという話です。

先日、使いそびれて色が変わり始めてしまったほうれん草を、
よっしゃ!カレーにしよう✨✨
とひらめき、
・にんにく
・生姜
を茹でちゃって、
その茹で汁で
・ほうれん草
も茹でちゃって、
ミキサーでういーーーーん。
水分多かったのでその後だいぶ煮込んじゃって、失敗したかな〜。と思ったりもしたけれど、
・カレー粉
・自家製お味噌
・米粉
・お塩
で味を整えると結構美味しくなって、
ノーミートだったけど、
おかずにお魚もあるし、
これならパートナーにも喜んでもらえるかな〜🎵
夕食の支度バッチリ👌✨
な感じでるんるんになって調子に乗っていました。

ところが、残業をして帰宅が遅くなった夫が、そのカレーを
「ん〜。苦手だった。」
と箸をつけなかったのです。

そして、沸点低めのわたしはキレる。(笑)

(笑)と書いてみましたが、
めちゃくちゃキレる。

誰と楽しいひとときを過ごすためにつくったとおもっとるんじゃ?
誰が育てたほうれん草と思っとるんじゃ?(推し農家ののほほん産無農薬ほうれん草)

わたしが食べたいと申し込んで
わざわざ収穫してくれるお野菜なので
絶対むだにしたくないし、
その野菜を使った食卓で楽しく過ごしたい想いで、毎日ドタバタと夕食の支度を、下手なりにがんばっている。

それなのに、、、、

キレながら、
ああ、わたしこそパートナーに対する感謝のきもちたりてないじゃん。
と気づくのだけど、
なぜか止められない。

気持ちが切り替えられない。

わたしって未熟だなぁ。
思いたくないけど、そう思う。

未熟な堆肥は、つまりう○こ。
発酵するか、腐敗するか。

わたし、めっちゃう○こじゃんか。

はぁ。
精神的に発酵したいものです。

いやいや。精神的発酵って
どんな状態??😂


「誰かのために」やると、喜んでもらえなかった時に、怒ってしまう未熟なわたしは、とにかく自分がやりたいようにやるのがいいんだよね。
これは、まさにボランティア精神だと思うんです。

昨年、
ボランティアとビジネスを
両方同時に学んでみて分かったんだけど、

ボランティアって極端に言うと
”人の役に立たせてもらえる趣味”
だから、お給料もらえなくてもいいし、むしろ趣味に近いから、多少手出しがあったとしてもおおらかにいられる。
そんな印象を受けました。
仕事ではなくて趣味なんだよ。
(だから総理大臣さんがボランティアの方に感謝している。という発言にはちょっと違和感を感じたりする。感謝するならお金を払って雇用する方が良いのでは??)

でもビジネスは違う。
自分がこうしたい。だけでは成り立たない。
誰かに喜んでもらうことを徹底的に考えるのがビジネス。
お金を払いたくなるほど、「ありがとう」と喜んで頂くことがビジネス。
だから一筋縄ではいかない。


ボランティアってとっても尊いもの、ビジネスはお金を稼ぐ(いやらしい)もの、というイメージが強かったのだけど、(すみません🙏)中から見てみると、印象がガラリと変わりました。

ボランティアにも、ビジネスにもそれぞれに一長一短あって、どちらが素晴らしいとか、そういうものではない。どちらもあるからこの世が成り立っている。ということを実感をもって学びました。

道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。

二宮尊徳

この言葉がずっと心から離れないのよ。

今回のほうれん草カレーは、
「これを食べて喜びなさいよ‼️」
というわたしの傲慢さが引き起こした事件でした。

パートナーの一言がキッカケではあったけど、結局悪いのは、

わたしの中にある傲慢さなのです。

この傲慢さは、
早いところ手放したいものです。。。

色々、本当に色々やってみて
ぜーーーんぶ大事で全てが繋がっているんだけど、
今はまだ、誰かを喜ばせるためのビジネスとはしばらく距離を置きたいかな。

今はまだ、自分自身を徹底的に満タンにする時期なんだと思う。

今日何したい??
今日何食べたい??

自分の心の声をちゃんと聞ける自分に、まずはなる。

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