非ジャニオタがアラフォーにしてSnow Manにはまった話。
私が初めてジャニーズを認識したのは、8歳くらいの頃。それは「光GENJI」だった。
ローラースケートを履いてちゃっかりポーズを決めたドヤ顔の写真が残っているので、それが紛れもない証拠。私は記憶にないが、弟にも強制的に歌わせ踊らせていたらしい。(笑)
その当時はもちろんファンクラブという存在も知らず、テレビの中でキラキラと踊る彼らの笑顔を見るのみだった。(ちなみに圧倒的センターのかーくん推し)
それから時が流れて、中学生になったころ、「SMAP」という強烈なジャニーズグループが現れ、圧倒的な顔面とバラエティ力・司会力・演技力で、「老若男女、誰もが知る存在」となった。
その後TOKIO・V6・KinKiKidsのデビューが続いたが、SMAPと同じようにわざわざこちらから追いかけなくても、いつもテレビを付ければそこに彼らがいる、という状況が当たり前の日々だった。
そして、嵐のデビュー。ここからついにいよいよ年下が出てくる。(私は大野くんと同じ年)初めてMステでスケスケの衣装を見た時は「どうかしてる」と思ったけれど、20年経ってもすぐに思い出せるということはマーケティングとしては大成功。これぞジャニーさんマジック。
嵐のデビュー以降は私も成人し、生活と仕事に追われる毎日となり、その後たくさんのジャニーズグループがデビューしていったが、それでも全員の名前と顔は一致している。
そう、私にとってジャニーズは身近でとても好印象だけど、テレビで見て楽しむまでの存在なのだ。
つまりお金を落とさない。CDや雑誌を買ったり、映画を見たり、ファンクラブに入ってライブに行ったり、グッズを買ったりまではしないのだ。
これを、ファン用語で言うと「茶の間」と言うらしい。ジャニーズは好きだけれど、お金をあまり落とさないライトなファン。(もしかしたら日本人の大半はそうかもしれない。)
そんな私が!!
急に!!
アラフォーになってから!!
Snow Manに大ハマりしてしまったのだ。
今でもそんな自分が信じられない。。。(笑)
きっかけは、YouTube。
カジサックがYouTubeに進出したことで、芸人大好きテレビっ子だった私もYouTubeに抵抗がなくなり、視聴習慣が付き始めた2019年10月頃、トップYoutuberのはじめしゃちょーと、ジャニーズJr.の美 少年とのコラボ動画がおすすめに上がってきて、お、なんだか面白そうと軽い気持ちで見たのが事の始まり。
その後、次々とジャニーズJr.チャンネルの動画がおすすめに出てくるようになり、コラボ動画も面白かったので、なんとなく見始めてみることにした。
ジャニーズJr.がYouTubeを始めていたことは知っていたし、いくつか見たことはある。けれど、いわゆる「ファン向け」の印象が強かった。私にとっては顔も名前も分からない青年(少年)たちの素の様子を見たところで、特に感情は揺さぶられなかった。
ただ、この時はSnow Manに感情を揺さぶられてしまった。なんだかこの子たち面白い、と次から次へと動画を見てしまい気がつけば全部視聴してしまうという奇行に走ってしまったのだ。そして動画アップ日の毎週水曜日を楽しみに待つまでとなった。
なぜだろうと今思い返すと、『自分たちを知らない視聴者にも楽しんでもらおう』という意識が少なくとも彼ら全員にあったのかな、という結論に至った。
1. 全員が1つのことに集中している
見ている人は1人でもやる気がなさそうな態度(やる気があってもそう見えるような態度)を感じとると、大丈夫かな?何かあったのかな。と気が散ってしまい企画に集中できなくなってしまう。
彼らは、そんな隙も与えないほどに1つのことに全員が集中している。
誰か1人が話せばそこに全員が向く。誰か1人がボケれば全員で突っ込んだり笑ったりする。そうすると、見ている側も安心して、あ、今はこの人を見ていれば良いんだな、と集中できるのだ。
これは実はとても難しいことで、それを9人という大人数でやってのけているのだから、本当にすごい。このことが1つ1つのYouTubeコンテンツをキュッと引き締めている。
2. 声が大きい
これは見ている側に対してとても親切なこと。YouTubeはテレビスタジオと違って、一人一人にマイクが付いていない。また、屋外やレッスン場といった場所によっては声が聞き取りづらく、それがストレスになってしまう。
その点、彼らはどこにいても声が大きい(笑)しかも発声法が良いのか、何を話しているのか聞き取りやすい。
後になって「滝沢歌舞伎」という舞台を長年やっているということを知って、だからこんなに声が通るのか、と合点がいった。
3. リアクションが大きい
とにかく一つ一つに対して、リアクションが大きい(笑)。誰かが発言すれば、手を叩いて大爆笑したり、体を仰け反ったり、ジャンプしたりして反応する。
大声で叫ぶ。大喜びで舞う。地べたに体をつけて丸めて怯える。全力で悔しがる。顔の表情だけではなく、体全体を使って表現しているからこそ、それが見ている側にも伝わりやすいのだ。
この3つの条件が重なった結果、彼らのことをまったく知らない私が、面白いと感じ、感情が揺さぶられ、楽しむことができた。と分析した。
そんなこんなで、彼らが2020年1月にデビューを控えていることを知る。
ここまで楽しませてもらったし、ちょうどいいタイミングだし、ご祝儀の意味も込めてCDを購入しよう。
そう決めた。
そう決めてしまったのだ。
ここからさらに、Snow Manの沼へとはまっていく・・・。
(続く)
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