ブーメランのように
最近NHKオンデマンドで西城秀樹さんの特集を見て、昔々の感情を思い出しました。
小学校の高学年から高校3年生くらいまで、西城秀樹さんが大好きだった私は、ファンクラブに入会したり、コンサートに行ったり、TVはもちろん、月間平凡や明星、女学生の友(『ジョトモ』って言ってたわ〜)、近代映画など、秀樹さんのインタビューや特集写真が載れば買ってたなぁ。
なんかどんどん思い出してくる(懐)
そもそも、私は西城秀樹さんをなんて呼んでいたのか。
「ヒデキ」なのか「秀樹」か?それとも「秀樹さん」?
小学生の頃は「ヒデキ」だったと思う。
中学生になってからは「秀樹」かなぁ。
「ヒデキ」と「秀樹」では微妙にニュアンスが違ってくる。
そして大人になった今は「秀樹さん」が1番シックリくる気がする。
「ヒデキ」や「秀樹」の頃から比べると距離ができたような気もするし、逆に距離が縮まった感じもする。
今はYouTubeという素晴らしい【武器】がある。
そこには、長い髪とキラキラ王子様ブラウスを着たあの頃の彼が、そのヴィジュアルからは想像もできないハスキーな魔性の声で、しっかりと存在している。
彼はもう歳を取らないんだなぁ。
ティーンエイジャーだった私は彼のヴィジュアルに目が眩んで(笑)
真の歌唱力や表現力に気づけずにいたけれど
ロッカーである秀樹は、どんな思いでアイドルでいてくれたんだろう。
どんな思いで毎日テレビで歌謡曲を歌っていたんだろう。
今のようにタレントが自身の言葉で発信ができない時代。
あの頃の秀樹が何を思い、何に怒り、何を夢見ていたのか
そんなことを考えながら、もう一度秀樹さんの歌を聴き、あの頃を辿っていきたい。
ということで
ただいま、秀樹!
私もブーメランのようにあなたの元へ戻ってきました。