【感想】2024年9月24日発表の統率者戦禁止改定について
今更ですが、色々な人の意見を見ていて少し思うところはあったので、記録しておきたいなと思い、味がしないほど煎じられたネタを投稿することにしました。
X(旧Twitter)や他の方のnote等を見ての感想なので、同じことを言っている箇所が多数あります。
長々と駄文を書いていますが、禁止カードを減らして、多様性が出る環境になって欲しいというだけです。
しょんぼりして、競技的なゲームに対する熱は少し冷めてしまいましたが、コミュニケーションとしてのMtGはまだまだ好きなようです。
1.2024年9月24日の統率者戦禁止改定
《魔力の墓所》禁止
《宝石の睡蓮》禁止
《波止場の恐喝者》禁止
《有翼の叡智、ナドゥ》禁止
朝起きたら夢かと疑う改定に驚いた人も多かったと思いますが、僕は少し遅れて、友人からの連絡でしりました。すごい情弱。
2.改定告知を知った時の第一印象
《有翼の叡智、ナドゥ》
強さと市場流通価格が見合っておらず、ウィザーズからの8月26日に あった禁止改定の告知の更に前から禁止される雰囲気を出していた。
個人的にはもっと楽しみたかった人がいると思うので、早すぎると思う反面。使われる側としては素直に見送ってあげたい気持ちである。
バイバイ、害鳥!
《波止場の恐喝者》
赤を選択する理由って聞いた気がするけど、居なくなると困るレベルの高いデッキがありそうな気が・・・
使う側でもありましたが、アーティファクト・土地を入れるようなデッキを使っているので、何度も戦犯になっていました。そういう意味では、置物がもっとゲームに関わってくるような環境になるなら歓迎かな?と思いました。イエローカードが出ていたということなので、禁止は仕方無い寄りなのかな?と思います。
《魔力の墓所》
《宝石の睡蓮》
これは同じ印象なのですが、ローテーションの無い各フォーマットには
他のフォーマットには使えないけど、このフォーマットなら魅力となっているカードが多数あると思います。
僕の印象だと《Timetwister》、《渦まく知識》、《宝船の巡航》等が該当するイメージです。
じゃあ統率者戦は?と言われたら、《宝石の睡蓮》なのではないかと思います。また、《魔力の墓所》はヴィンテージに参入できない僕ににとっても、ヴィンテージ環境の快感を体験できる「憧れ」の一つでした。
スタンダードのパックからスタンダードで使用できないカードが封入されていることに賛否はると思いますが、スタンダードで遊ばない私にとっては、プレリリース等で当たるかもしれないワクワクやパックを買ってみようと思う理由になっていたので、良い試みだったと思います。
でも、その象徴が無くなってしまった・・・
競技性の高い場面やカジュアルな場で何もできず、冷める場面が無かったか?と言われると、「少なからずあった」と答えざるを得ないですが、それってどのフォーマットでも同じ気がします。
この2枚に関しては、他のカードでも良かったのでは?という気持ちです。
※私は《宝石の睡蓮》は100%使われる側です。
3.感想
(1)4枚の禁止カードが追加されたことについて
影響の大きいカードが対象になったので、環境が大きく変わりそうな ことは良いことだと思いました。反面、遊ぶ理由になっていたカードを禁止されたことは残念でした。
(2)ウィザーズが批判されていることについて
統率者戦ルール委員会とウィザーズが別の組織であることの悪い面が出てしまった気がします。
もし、ウィザーズが禁止改定をしていたのなら、「相棒」の時のように、テキストのエラッタという対処方法もあった気がします。
《波止場の恐喝者》は宝物がタップインでないことがバグってるという意見を見たときは、なるほど・・・と思いました。
また、《宝石の睡蓮》も《再覚醒したジェイス》のようにプレイターンを縛る方法による速度調整も可能だったと思います。
どちらの組織も悪くないけど、思惑がかみ合っていない点はユーザー的には残念でした。
※私も《魔力の墓所》を購入したばかり勢です。
(3)禁止カードをレベル毎に設定した方が良い議論の再燃について
尤もな意見だと思いますが、個人的にはルールの把握が大変だし、対戦の度にデッキを公開する訳ではないので相手がルールを守っているかわからないので、シンプルな感じにして欲しいと思いました。
そして、フォーマットが誕生した起源に立ち返って、禁止カードを最小限にして欲しいです。
4.今後、統率者戦はどうなって欲しいの?
晴れる屋さんの「スーパー・エキサイティング・コマンダー」の試みや「7 Point Highlander」を引き合いに出している意見を見て、枚数のバランスが良ければ、禁止カードもありだよね。と思いました。所詮は98分の1ですから・・・好きなカードを使えた方が楽しいと思います。
「5枚入れていいよ」って言われても、私には《合同勝利)と《船殻破り》と《Time Walk》が同じではない気がします。
かといって、「7 Point Highlander」のように細かく点数を振られても、遊ぶ機会の少ない私は相手の点数を把握することはできないと思いました。
私の記憶力がフロッピーディスク程度なので、「点数は2種類くらい(1点と3点など)でその点数がパワーレベルだよ」くらいシンプルでないと、覚えられそうにない・・・
「統率者戦は自由で、禁止は無いけど、遊ぶレベルによってデッキに積めるパワーカードの量が違うよ。使うパワーカードは自分で選べるけどね。」
という感じになって欲しいです。
例えば、構築済みだと「《太陽の指輪)と《統率の塔》が入っているからパワーレベルは2です。だから、Party卓より上のレベルで遊びます。」くらいシンプルだと、コンボが、ステゴロが、オラクルコンボ(寿司)が、ブリーチが・・・みたいな談義をしなくて済むのに。と思いました。
もちろん、成立しなくなってしまうジェネラルがいると思うので、完全な解だとは思いませんが。