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【統率者】自分の神挑戦者決定戦を振り返った雑感

神挑戦者決定戦に参加して、禁止後の環境について《エーテリウムの造物師、ブレイヤ》のユーザー視点での雑感です。
個人的には楽しい遊べる環境でした。
わざわざ記録しておくようなことではないですが、他の方が書いてくれたレポを読むと似たことが書いてあるなと思ったので、自分が次から気を付けようと思ったことをまとめておこうと思いました。

1.禁止の影響について

 (1)環境が遅くなった
    クアラドブルシンボルのブレイヤには追い風になったと感じました。早いデッキは相変わらずですが、適切なカウンターを構えておけば、自分のデッキの動きはそれなりで、4t目を迎えられることが多かったです。
 (2)エンチャント、アーティファクトが増えた気がする
    アーティファクトは重いマナ・アーティファクトが使われるように なり、エンチャントの種類も増えた気がする。
 (3)エキサイティングさが減った
    ナドゥを除く禁止された3枚はトップやサーチから盤面を捲り返す力が高かったと思う。自分は波止場カウントを増やす戦犯デッキだったので、今の環境の方が居心地は良いです。でも、cEDHに熱を持っていた人にはエキサイティングに魅力を見出していた人や研究していた人がいたとことを知ると、水を差された気持ちになることも理解できます。皆が楽しいって難しいですね。
 (4)改定前にTire1だったデッキは相変わらず強い
    参加前は、コルヴォルト、ログ×テヴェ、ティヴィットはデッキの核を抜かれたので、いなくなるのかな?と思っていました。結果を見ると、研究により、代用カードと新戦略で結果を残していました。
 (5)緑の使用率が増えた
    カバレッジを見ると緑が増えたらしい。マナ加速の得意な色なので、当然の結論と言われてしまいそうですが・・・
    ただ、個人的にはもっと増えるのかな?と思い、イラストも好きなので、《自己洞察》を入れるか悩んでいました。でも、第9回で辛い思いをしたので辞めて正解でした。体感としては、「緑がいない卓もあった」から「1人以上は緑を使っている」くらいの誤差でした。
 (6)引き分けが増えた
    環境が遅くなった弊害かな?と思いました。以前、1プレイに10秒以上の兆候は相手にストレスを与えていると聞いたきがします。自分も含めて、参加者は有効にプレイをできているのだろうか?
  

2.参加者が過去最大だったことについて

 激震の禁止改定だったのに、増えるんだ!?と思いました。
 参加する度に思いますが、第一言語が日本語ではなさそうな人が一定数いるなという印象。毎回、コミュニケーションに不安を感じますが、交渉はできなくても、対戦に大きな支障を生じたことがないのでTCGという共通言語ってすごいなと思いました。
 でも、ゲームの環境が遅くなったことで引き分けが頻発して模様・・・
 (1)プレイの速度について
    自分のことを言うと、遅いです。でも、意識したらイベントに参加して、相手にストレスを与えない程度には早くなったそうです。
改善できたこと、できてないことですが、
  ア.まだ遅い所作
    (ア)知らないカードが多くて、効果の確認をする。
    (イ)テキストを読むが視力が足りず、対面からだと読めない。
    (ウ)上家の「ターンエンドを聞き逃す」
  イ.早いなってきた所作
    (ア)連続したサーチ等、手順の省略を相手に伝えられる
    (イ)効果の説明が1回で相手に伝わる
    (ウ)相手が手札の枚数を確認しそうな場面で視認しやすくしておく
    (エ)他家のターンに優先権をスムーズにもらえた
相手のエンド宣言の聞き逃しは割とあるので、上家の方はエンドしたのに土地を起こしたり、ドローステップに入らない時は、「エンドしましたよ」と声をかけていただけるとありがたいです。
 (2)1人の持ち時間はどのくらいなのだろうか
    ・ゲームの総時間が60分
    ・席までの移動に3分
    ・デッキを混ぜる作業に5分
    ・ブレイヤをソリティアした感覚だと、6tくらいはゲームを伸ばしたい
   その前提で逆算すると残りの42分を6tで割ると1tが7分で4人手番があるから1人のターンは105秒以内で終わらせなくてはならない。つまり、1人のターンで自分の持ち時間はだいたい25秒ということになる。意外と短い・・・
   改めて整理すると、効果の説明やコミュニケーションの齟齬が生じると引き分けリスクが高まることが理解できました。
 (3)相手のプレイに苦言が増えて気がする
   予選抜けが常連な方には申し訳ないけど、仕方がないのかな?と思います。参加人数が増えると、熱意や練度の平均値は下がると思います。
   自分は高校野球で1回戦負けみたいな学校でしたが、甲子園常連校と同じような練習していたか?と言われれば全然足りていないですし、セオリーや最新の情報なんてチェックしていませんでした。試合中は真剣に取り組んでいましたが、普段はテキトーだったと思います。でも負けたい訳でもないし、優勝できるならしたい。
   そして、対戦した練度の高い相手からするとセオリーから外れた行動も多く、肩透かしなことも多かったと思います。
   でも、それに物議ってない気がします。成熟した環境になれば、そういうものという風潮になっていくのではないでしょうか。
   何が言いたいかって言うと、大会が大きくなれば自分の常識が通じない場面が増えるよね?ということです。
 (4)意外とライフを重要視する人がいることを知って欲しい
   知見が深く、各プレイヤーの進捗度や思惑がわかっている人と公開情報だけ見ている人では思っていることが乖離していることを知って欲しいです。偏見ですが、競技的な遊び方を普段からたしなんでいない人は自分だけ攻撃されることを嫌う傾向があると思います。私も「ガラ空だから仕方ないけど、一番展開が遅れている側を執拗に攻めてくるのは嫌だな」と思うことがあります。過去には、損とわかっていても感情的なプレイをしてしまったこともあります。私が相手と自分だけ損する行動や1人だけ得をするような行動をとった場合は、「がめつい」「いやがらせ」と思われるボーダーラインを超えたと思ってください。
   感情的なプレイにも思考は存在します。
 (5)前世の記憶が残っていることがある
   私の場合、迷惑な話で申し訳ないですが、前世の記憶が残りがちです。プレイヤーのプレイングの場合もありますし、統率者のアレルギー反応な場合等まちまちですが・・・
   虐殺の記憶や共闘できなかった記憶が過剰な反応をみせてしまうことがありますので、過剰だな?と思ったら、コミュニケーションを取っていただけると幸いです。直近で私がやってしまった事案だと、ナジーラに対して過剰に除去してしまったかな?と反省しています。無限コンバットしてTeir1だった時代の記憶が残っていました。
   あと、アニマーは対処できなくて負けることが多いので、過剰に反応しがち・・・

3.反省を振り返って(まとめ)

 まぁまぁの仕上がりと自負していましたが、全然振るわない結果でした。対戦中に思ったことや、使用者から教えて貰ったことをまとめておこうと思います。環境が変わって無意味かもしれませんが・・・
 (1)複製神器が強かった。指輪にもなれるので、《ファイレクシアの変形者》等は積極的に採用しておくべきだった。
 (2)前環境でTier上位の統率者は依然として強かった
 (3)魔王になった人は、ご退場させておける時に退場させておく。
    ※死体の振りして、捲られるリスク高し。慈悲は不要で死体蹴りする。
 (4)緑のデッキとの対戦では、アウフを捌ける初手キープが必要
 (5)ログ×サイは相手の3t目にカウンターを合わせられる初手をキープする。
 (6)UBR+クラークの場合は1マナ以下でインスタント、ソーサリーをカウンターできる初手をキープする。
 (7)リス研系の振り込み量の見極めが難しい。卓で相談して方針を決める。
 (8)2t目ドロソor3t目《一つの指輪》、カウンターと土地の枚数がキープ基準の1つでよさそう
 (9)墓地対策はあまり採用しなくて良いっぽい
 (10)緑が増えて《ガイアの揺籃地》等の強い土地が増えるなら、何か対策できるカードの採用を検討しなくてはならないかも
 (11)プレイを早くするために、自分の各コンボルートで必要なマナ数を覚える。
 (12)「島渡り」は思っていた程、警戒しなくてもよさそう
 (13)《金粉ドレイク》系はめっちゃ強いけど、トップTierのキナンはコピーカードで乗り越えてくるから、油断はできない。奪っても自分のデッキに旨味が薄いから、除去が優先?
 (14)《呪文滑り》がアホ程うざく、強かった。レギュラー入りさせてもよさそう。
 (15)《吸血の教示者》等、資産として持っていないカードが無くても、安いカードを上手く使えば、まだデッキレベルを上げる余地がありそう。
 (16)ブレイヤの装備品=《屍賊の死のマント》とバレていた。ローグデッキだから、もっとステルスしていかないと・・・

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