Orbital2活用法!AutoCADの作業を自動化!!
autocadでのorbital2活用ポイントの1つは【複数の操作を自動化】にあると思います。
例えば基点コピー。
図面間を同じ基点でコピー、ペーストを行う時は作業として
1,基点コピーコマンド(shift+control+C)
2,基点を選択(0,0)
3,決定(エンター)
4,オブジェクトを選択
5,決定(エンター)
6,ペースト
7,基点を選択(0,0)
8,決定(エンター)
上記の作業を行いますが、
プログラムマクロで1,2,3と、6,7,8をそれぞれ組んでおけば、2つの作業+オブジェクトを選択のみの作業工数に削減できます。
これを応用して、”印刷”を組み込んだり、データを”保存”、”閉じる”を組み込んだり。
一定の連続作業があれば、その都度カスタマイズして使用するのがいいと思います。
同じ作業を何百枚も修正するときなどに用いれば、大幅な時間短縮が可能になります。
その他の注意点として、AutoCADの遅延問題
データの容量によっては、ひとつひとつの動作に遅れが発生するので、Orbital2のプログラムマクロで入力する時に、時間の調整を行なっておくと問題なく作動します。
データの容量にもよりますが、コマンドに入ってから1000msくらい確保しておくといいです。
あと基本的な使用コマンドをフラットリングのリストメニューにまとめておくのもいいですね。
autocad上でリボン、メニューバー、ツールバー等を非表示にして作業ができるので、画面に表示できる作業範囲が大きくなるので作業効率に直結します。
Orbital2はカスタマイズがワクワクしますね。
もっと便利なマクロは組めないか?
どこにコマンドを割りつけようか?
毎日楽しく設定を模索してます。
簡単な自己紹介をしておくと
仕事は建築・土木のCADオペレーターを10年以上しています。
建築物の施工図や実施設計図、現在の土木の現場では道路や構造物をかいています。
調べてもOrbital2をAutoCADで使用しているレビューが無いので、今回の活用方法が少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。