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とらえ方は無限大だ

例えば天気のいいある日、

あなたは車を運転していて、歩行者のいない田舎道で

「大丈夫」と思って法定速度をオーバーして走っていたとします。

そこで運悪く、警察が張っていて速度超過で捕まってしまいました。

違反切符を切られ、反則金を支払わなければならなくなりました。

その時あなたはどう感じるでしょうか。

「くそっ、今月金欠やのに…!」

「ここで張ってる暇あるんやったらほかにやることあるやろ」

「なんで俺やねん、ほかにもいっぱいおるやんけ」

「とりあえず腹立つ」「あー最悪やー」


みたいな、ネガティブな感情が出てきそうです。



方向を変えて考える

ですが一方で、こういうとらえ方もできます。

「もしここで捕まってなかったら、子どもとかお年寄りが飛び出してきて大事故になってたんやな」

「一生後悔することが起こってたかもしれん」

「最近疲れ気味やったし運転に集中できてなかったな」

「てことは今回の反則金は気づかせてもらった代やな」


のような感じで、事態をポジティブにとらえることができます。


実際本当に起こっていたと考えると、

本当に何も起こらなくてよかった…と思えます。事前の防止。



物事は偶然か必然か

僕の持論ですが、出来事に”偶然”はないと思っています。

人との出会いも、嬉しいことも悲しいことも、

目の前に現れる出来事は、何かのメッセージで、”必然”だと思っています。


スピード違反の例の場合は、日ごろの自分の行いを見直すきっかけになります。

「ちょっと疲れがたまってたな」

「ここ最近天気が良くてポカポカしていて、眠気があってぼーっとしていた」

「無駄に急いでたな」

とか、振り返れます。

逆にそういったきっかけがないと、最悪の事故を引き起こします。自分の体調とか振る舞いにずっと気づけないから。


なので起こったことに対して苛立つ気持ちもありますが、

「このことが自分に伝えようとしていることは?」

と考えれば、ポジティブな方向に持っていけます。

むしろ「止めてくれた警察にありがとうございます。」です。


僕たちはお互いに見方が似通ったり相反していたりしますが、

それぞれ物事を見る眼鏡の種類が違うんですよね。

だから眼鏡のパターンを一種類でなく何種類か持つことができれば、

「くそっ」が「ありがとう」に変わります。

「くそっ」で終わらせるより、

「ありがとう」の方が先につながるし、気持ちいいですよね。



全人類に共通の現実

コロナウイルス、聞き飽きましたよね。でも全世界で騒がれて、

多くの人の心のパーセンテージは不安や恐怖、悲しみが大半を

占めているように見えます。

大混乱です。僕もどうなっていくのか不安はあります。


ふわっとした表現ですが、今回の混乱をきっかけに

生き方、働き方を考える人がまた増えてくるんじゃないかなと思います。

一度作られたものがぐしゃぐしゃになって、また新たな形で再生していく気がする。筋トレは筋繊維を切ることによって、筋肉痛が起こって、それを再生しようとする過程で新たな筋肉がつく、みたいな。


通勤が在宅勤務に代わって「あれ、意外といけるやん」ってなったり。

「やっぱり健康第一やな」って食生活習慣見直したり。

家族と居る時間が増えて改めてその大事さを実感したり。

自分にとって幸せなもの、必要なものは?


マジでどうしようもないくらいに打撃食らって

疲弊したりしている人もいるので、

一概には言えないことはもちろんなのですが、

悲しい、つらい、怖い、不安、だけで済ませていいのかって話です。

現実を見つつ、ポジティブな方向へもっていきたい。みんなでいろんな眼鏡を持ち寄って。

僕たちは、それができると思います。


「家にいる時間が増えた」って人、チャンスですよ。

自分を高めたいって人は読書する時間が増えるし、

今まで使えてなかった「時間」ができるのはめっちゃ大きいです。

時間=命なので、これを有効に使わない手はないです。使い道は自由です。


批判しても悲しんでも、それだけで終わらせない。

「じゃあこうしてみたら?」を考えて、みんなでやっていきましょう。

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