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自分の潜在意識への旅〜マナカードのコーチングセッション〜

2021年11月11日 note で知り合ったスミエさんのマナカード・コーチングセッションを受けた。ありがたき今の時代、お互い遠くに住んでいてもzoomで繋がり合える便利さ。結局のところzoomは音声不具合で繋がらずInstagramでのビデオ通話になったのだけど。

それはもう、自分の心の奥深くへと潜っていく未知の旅。
私の知らない私に出会う旅。
怖いもの無しに見られる私が、あんなに「怖い」を連発したのは初めてだったかもしれない。それも、スミエさんが寄り添ってくれたから。「怖い」という気持ちを表に出すことを、初めて許せた瞬間だったのだと思う。

note でスミエさんを見つけた時、文章をいくつか読んでから「お友達を見つけた!」と思った。嬉しくて、すぐに隣にいた夫に報告したほどだ。リフレクソロジーをしていること、サロンワークやヒーリングなどなどに関する勉強をするのが好きなところ、ちょっぴり生きづらさを抱えているところなど、共感できることが多いのだ。そんな風に共感できる存在って実生活の中では滅多に出会うことがないから、これもネットが普及した現代のありがたさだ。

実際、私にはネットで知り合って親しくなった人が多く、多分友達と呼べる人の半数以上がそうなんじゃないかな?

Instagramで繋がってからは、まずスミエさんが私の遠隔ヒーリングを受けてくれて、その数日後にマナカードのセッションを私が受けた。『マナ』というのはハワイの言葉で『気』とか『エネルギー』などの意味があり、多分インドの『プラーナ』とも似ていると思う。
私がしているレイキも、日本発祥の後にハワイ経由で世界に広まった経緯があるので、ハワイのものにはどうしても惹かれてしまう。それで、マナカードという言葉を見てすぐに興味津々になって、レイキの遠隔ヒーリングに申し込んでくれたメッセージの返信で、私もセッションの申し込みをした。

セッションの事前に、悩み事やなりたい自分像などをお伝えすることになっているのだけど、私は「悩み事がないんです」と返信していました。セッション後だから今は気づけているのだけど、これが私の問題点の一つなのです。私は自分のどんなところも大好きで、いつも好きなことを自分の意思でやっていて、至って平和でご機嫌で……と思い込んでいる。でも心の奥底では色んな問題を抱えていて、それを潜在的に「認めたくない」と思うあまりに、無意識に問題など最初からなかったのだと自分に暗示をかけている。
そんな状態なのだと思います。

オンラインでのセッション。スミエさんの自己紹介から始まって、私のお悩み事のような事柄を、過去の色んなエピソードと絡めながら話していく。事前のメッセージでは「悩み事はない」というスタンスだった私なのだけど、実はセッションの3日前に夫と喧嘩をしていて、その時に湧き上がった自分自身への課題があるので、それについて話を聞いてもらった。
内容は、まぁ、私がいつも自分の好きなことばかりに夢中になって家族のことを疎かにしてしまうので、もっと家族を優先する自分になりたい、というような事。

それに対してスミエさんは「ちえさんは、本当に本心からそうしたいと思う?」と質問を投げかけてくれた。あら不思議、そう言われてみると「うーん、あんまりそうしたいと思わないかもw」と。
どうして「家族を優先する自分になりたい、と思っている」と思い込んだのか?そこに隠されていたのは「このままでは家族に捨てられてしまうかもしれない」という恐怖。

マナカードをスミエさんが画面の向こうで並べて、私が直感で引いた一枚には、破壊と再生を意味する絵が描かれていた。既存の概念を打ち破り、新しい価値を築いてゆく、そういう前向きな意味合いなのに、私には「この家庭を壊して、私は一人で暴走してしまうのだろうか」という恐怖しかなくて「怖い」を連発していた。

私は家庭を壊すことが、夫や子供たちに見捨てられることが怖いのだ。

そこから、どうしてそういう感情が湧くのか、過去のどんな出来事がそう思わせるのか、今一番大事にしたいことは何なのか、どうしてそう思うのか、などなどを、スミエさんの巧みな質問と誘導によって次々と紐解いてゆく。私も知らなかった私の心の奥に眠っていた感情。その存在に気づいてはみたものの、私の心の奥には相当に頑丈な鍵がいくつもかかっている。

コレが、そうなのだ。
9月にレイキの伝授を受けて、21日間のセルフヒーリングをしていた時に感じた、ハートチャクラの奥にある鍵のかかった箱の存在。息子のHayatoが鍵なんじゃないかと思って、Hayatoの手を胸に当ててみると、かすかに涙が出てポトリと落ちるんだけど、どうも奥に溢れんばかりの感情がギューギュー詰めに閉じ込められてる感じがしてた。

スミエさんのセッションで、この箱を開けてみたい。
開けれそうな気がする。
なので、次のセッションをまたお願いすることにした。

2年前の夏、それまでの2年間の(双極性障害による)療養生活という長いトンネルを抜けて、直感のままにセラピストへの道へ入っていった。人を癒すためには、自分を癒し浄化しておかなければならない。そう思って、この2年間あらゆるセラピーやセッションなどを受けてきた。その中の一つ、アロマトリートメントの力を借りて、今の状態にまで浮上してきた。
レイキのアチューンメントも受けて、もう万全だ!と思っていた矢先の、コレ。

神様はちゃんと見てる。
私自身が気づいていない、私自身のさらなる課題。それをしっかり認識して、一つ一つクリアーしていくために、スミエさんが現れてくれた。
さあ私は心の奥底にある箱を開けることができるのか?実は箱を開けるのはとてもとても怖いのだけど、でもその先にある景色が見たいから。

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