海外でやりたいことを仕事にする
こんちには、Ikumiです✾
前回に引き続き、バンクーバーでの仕事探しについて話していこうと思います。
やっぱりオフィス職を諦めきれない!という思いで、仕事探しを再スタートさせた私ですが、当たり前ながらに苦労しました。
競争率の高い、オフィス職
応募数に対しての枠が非常に少ないオフィス職は、留学やワーホリで滞在しているような私にとってはとてもハードルの高い壁でした。
その理由は「現地の人と競わなればならない」からです。その場所で生まれ育っている人や、他州から移住してきた人なども、もちろん仕事を探しますよね。いわゆるネイティブスピーカーがライバルとなってきます。加えて、彼らは大学で専門的に学んできているような人たちが多いかと思います。
日本は、大学に入ってから将来のやりたいことを決めるのがなんとなく一般的なイメージで、学部などはそこまで就活に大きな影響を与えないのではと思いますが、海外は将来やりたいことに対して学ぶために大学に行っているイメージがあります。
実際に、私は外国語学部を卒業しましたが、経理の仕事を6年程経験しました。バンクーバーに来て、友達に経歴を聞かれる度に、「なぜ大学で経理を学んでないのに仕事にできたの?」と不思議がられました。よく言えば特別な職業を除いては「なりたいものになれる!」ってことですね。
というわけで、強敵なライバルがいるので、もちろんIndeedで応募しても返事は来ません。もうひたすら応募をし続けるしかありませんでした。
やっぱり頼るは日本企業
「現地の企業で働きたい」と理想とは裏腹に、日系サイトで募集ももちろん見て応募をしていました。ただ、募集はカフェやジャパニーズレストランなどが多く、オフィス職の募集を探すのにも一苦労しました。
レストランなどの仕事は夏に向けて求人が増えると言われていますし、ワーホリを終えて母国へ帰国する人もいるので割と定期的に募集があるような傾向です。それに比べて日系のオフィス職でも、長期で働ける人や永住権を持っている人を採用することが多い為、滅多に求人を見ることはない印象でした。でも、ライバルが現地の人になる確率は下がります!
私がよく見ていたサイトはこの2つです!
よく知られている代表的なサイトなのでご存知の方も多いかと思います。
JP Canada
人材カナダ
当時、本当に運良くオフィス職の求人が2件もあがっていました!
すぐに応募し、面接をしていただけることに・・・!
この仕事は「経理」だったのですが、実は私が探していた職種でした。
しっかりと自己紹介をしていなかったのですが、私は日本で6年程経理として会社勤めをしていました。新しい仕事をカナダで挑戦してみたい!という気持ちもありましたが、経験重視の海外と経理であれば知識がすでにあるので仕事が見つかるかもしれないと思い、オフィス職の中でも「経理」を探していました。
ついに、カナダで経理・・!
面接を受けた2社のうち、両社とも良い印象があったので、早く良いお返事を頂けた会社で働こう、と決めていました。
ということで、無事採用のお返事を頂き、目標としていた経理の仕事をスタートさせることがきました。
こうざっくり振り返っていると、簡単に仕事が見つかって、すんなり目標達成したように見えますよね。(笑)
当時の大変さを伝えるのは、もうだいぶ前のことですし難しいですが
無職の状態だった私は、仕事探しに何か月もかける余裕がありませんでした。もうたくさん応募もして、できる限りはやったはず。もし見つからなければ諦めて、レストランやカフェで海外で働く経験をしていこう、と決めていた最後の2社でした。
もう何社応募したかは覚えていませんでしたが、いつも通り「やる気」を見せる!ただそれだけでした(笑)
カナダでの経理職の仕事の選考の流れと面接ってどんな感じ?
きっと気になる方がいるのでは・・!と信じて書こうと思います。
思い出しながらですので、ざっくりな点はご了承ください。
1社目の選考の流れは以下のような流れでした。
書類選考
能力テスト(一般常識と経理関連)
面接
能力テストは、遠隔でメールのやりとりを通して行われたのですが、時間制限も設けられていて結構焦りながらやりました。
経理も仕事を離れて半年くらいだったので、合ってるかな?と不安になりながら回答したのを覚えています。
その後、テストの結果次第での面接なのですが、割とTHE日本企業のような面接でした。
2社目の選考は、テストがないバージョンでした。
面接で聞かれることは、2社とも同じような感じでした。主な質問は以下だったと思います。
経理経験について(使ったことのある経理ソフトなど)
なぜここで働きたいのか
カナダ滞在の今後の計画について
ビザについて
2社目は、日本人以外にも働いていた環境だったので、途中で英語での面接を通してどのくらい英語を話せるのかを見られていたと思います。
一緒に働くうえでどのくらい英語でコミュニケーションをとれるかというのは、重要だと思います。また、働く会社によっては、現地企業に電話やメールで問い合わせも必要なので、やはり英語力は必須ですよね。
私は、流暢ではないものの、コミュニケーションはとれるくらいの英語力はあったかと思います。
また、面接で必ず話題にあがったのが「経理ソフト」の話です。
日本にも様々な経理ソフトがありますが、カナダでも会社によって使っているものが異なります。使用経験があれば教える手間が省けて良いですが、もし使用経験がなくても、経理を経験していればすぐに慣れるものなので、そこまで心配はいらないかと思います。
初めての方でも割とYoutubeなどに使用方法の動画がアップされていたりするので参考にするのも一つの方法です👍
カナダでよく使われている経理ソフトは以下のようなものがあります。
Sage 50
QuickBooks
・・というわけで、日系の会社で、経験とやる気を買ってもらい、無事カナダで経理の仕事を始めたわけですが、本当に刺激的な毎日でした。
やりたいことを仕事にできるって簡単じゃないからこそ、仕事の充実感のおかげで、バンクーバーにもっといたい!永住権を取れたらいいなぁと思い始めるきっかけにもなりました。
その後から現在まで、、まだまだ振り返りながら少しでも良き情報を共有できたらと思います☺
Ikumi
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