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メンバーの出身地紹介
こんにちは、あきかんです!
今回は「nicoful」メンバーの出身地について紹介していきます。
福知山公立大学は様々な地域の方が集まる大学なので、色んな地域のあるあるや隠れた名所を知れるかもしれません!
それでは、どうぞ!
1人目 かしら
漁港の町、日向国細島
かしら(宮崎県日向市出身)
私はnicofulのカシラをやっているものである。他の活動にかまけて、言い出しっぺでありながらnoteの更新を長いこと副代表に任せきりにしていた。ごめんねあきちゃん。
そろそろ書かねばと思うて今。
さて、この福知山に来て早一年と半年か。実を言うと自分は、入学式の前日まで、この土地に足を踏み入れたことがなかった。というのも、本大学のオープンキャンパスには行ったことがなかったし、入試だって、アクセスの良い大阪難波で受けたのである。だからここに来るまで、私の想像していた福知山というのは、「京都というからには歴史ある神社仏閣の多くて、それでいて進歩的な美しい土地に違いない」と、そんなところであった。
さて、着いたのは2023年4月2日、時刻は18時を回ろうかというところ。まあ春の初め、とっくに日は落ちて薄暗い中に電車が止まる。ドアが開いてノソノソ降りた時、肌寒さにブルリと震えた。はあ、京の日暮の寒さかなとそう思って、明日も早いから真っ直ぐ近くのホテルにチェックインして日を終えた。
翌朝。その頃の癖で5時に起きた。何年振りかしら、漁船のエンジン音も漁師の声もせぬ、寂しい朝であった。
私の生まれは九州の日向国、細島である。良港を持ち、かつては幕府直轄の地、いわゆる天領であったと聞く。栄えていた頃は電車も来ていたそうだが、今では活気どこへやら、ただ潮風の香る港町。
実家は太平洋を臨む坂の上にあった。すぐ近くに御鉾ヶ浦という浜辺があって、小さい頃はよく遊んだ。一番古い記憶は潮干狩り。しかしながら、アサリなんかちっとも、掘った覚えはない。二つ上の兄貴と、ごろごろした石の間、僅かな海を掻き混ぜて遊んだものだ。なまこを投げ合い、うにを割って名も分からぬ小魚と踊り食いした。くそがきである。
御鉾ヶ浦から海岸線に沿って南西に下ると米の山といって、校区の子供が遠足で登るような手頃な山があった。親父が散歩するのを追いかけて、私たち兄弟もよくひょこひょこ付いて行った。海も空も青い日、展望は流石自称『日本のひなた』というべきか、眩しいほどだった。道中ツワだのゼンマイだのの山菜や、クリ、桜など季節に出会うのもまた、素敵なものだった。
私たちはなんでも口に入れた。木苺やグミの類は良かったが、烏瓜を初めて食べた時には帰宅して口を濯ぐまで顔を顰めていた。あれだけ見境もなく食べて、よくもまあ今まで死なずに生きて来れたものだ。
ところで読者諸兄、日向国(宮崎)と聞いて、マンゴーだの、青島だのの話を期待したのではなかろうか。
実はあれらは、縦に長い我が県の、ずっと下の方、南の話なのである。いわゆる県内格差、経済だって政治だって観光だって、大抵のものは県の南。北は高千穂がある他、大きな観光名所というのは悲しいくらい、無いのだ。
けれども、良いところ。兎角穏やか、都会の喧騒なんてものは全く無い。海と山とが手頃にあって、気候も人も気が抜けるほどポカポカしていて。これは何も、褒めるに事欠いて書いているのではない。ほんとうのことだ。
自然やひとの営みの美しさを語るに、ひとつふたつ、思い出話をしよう……、と言いたいが。今回はここまでにしておこう。語り出すとキリがないから、またどこかで。
2人目 あきかん
東大阪のおいしいもんとこ
あきかん(大阪府東大阪市出身)
まごうことなき都会育ちと言えるでしょう、あきかんです!
東大阪と聞いてもどんな街か想像できる人は少ないと思います。私は、車がなくても不便を感じない程に発展したところに住んでいました。最寄り駅は徒歩7分圏内にありますし、大きなスーパーもそこら辺にいくつかあります。郵便局も市役所も近く、かなり住みやすい街です。そのように地理学を学んでいる姉に力説されました。
大阪の中心とも言える梅田、難波にも電車で一本ですので移住を考えている人にはおすすめします。ただ、だんじりには気をつけてください。
ここからは地元のおすすめのお店を2つ紹介します。
※よくたこ焼きが美味しいお店を聞かれますが、「あほや」であれば失敗はないと思います。
1.ランコントフ
地元のケーキ屋さんです。特におすすめの商品は3つ!
1つ目は、ふわふわのシフォンケーキ!いろんな味が出されていますが、特におすすめなのはプレーン味です。ワンホール余裕で食べられます。と言うのも、生地がふわふわで軽く、すぐになくなってしまうんですね。何度か焼きたてを食べたことがありましたが、誇張表現なしで口の中でとろけました。
2つ目は、プリン!一般的なプリンですが、とにかく滑らか!甘さは控えめでこちらもたくさん食べてしまいます。私にとってこのお店のプリンより美味しいプリンはありません。
3つ目は、絶品カスタードのシュークリーム!シュークリームはたまにしか売っていません。でも、売っているのを見かけたら必ずと言っていいほど買います。このお店のシュークリームはなんと言ってもカスタードが格別で、カスタードだけ食べたいくらいです。カスタードは生地いっぱいに入っているので飛び出しに注意してください(^∇^)
2.グラーノ
こちらは地元のパン屋さん。パンを売るだけでなく、モーニングとランチもやってるイタリア料理店でもあります。ここではおすすめのパンを紹介します。
1つ目は、白玉あんぱんデニッシュ!人気の商品で昼頃に行っても売り切れています。朝早くに行くのをおすすめします。デニッシュのサクサク生地とあんこの甘さがマッチすることは想像に難くないでしょう。しかし!そこに白玉が入っていることで甘いのが苦手な人でも苦なく食べれる味になっています。また、頭に胡麻がかかっていて、胡麻の風味を感じることができます。
2つ目は、ミニクロワッサン!こちらは王道の商品で、どの時間帯でも大体あります。ほんのり甘さを感じるサクサク生地のクロワッサン。小さいのがまた罪なもので、一度にたくさん食べてしまいます。
3つ目は、シュトーレン!クリスマスの時期に食べられるドイツの伝統的な菓子パンですね。なので、お店でもその季節しかお目にかかれません。しかも、お値段もそこそこします。それでも人気ですぐになくなってしまうようです。甘めの生地にくるみとレーズンが入っており、食感が最高です。私は薄めに切って食べるのが好きです。
いかがでしたか?私の紹介を聞いて、行ってみたいと思った方はぜひ訪れてみてください。ただ、ひとつだけ書いておきたいことがあります。それは「ランコントフ」に関してです。このお店は店主が一人できりもりしており、開いていないこともよくあります。また、最近はプリンも売っていないことがあります。行った日に必ず買えるとは限らないので注意してください。
ランコントフ:〒577-0807 大阪府東大阪市菱屋西1丁目6−33
グラーノ :〒577-0804 大阪府東大阪市中小阪1丁目7−20
3人目 ふじさん
浜松あるある~福知山市に来て実感した地元ならではの文化~
ふじさん(静岡県浜松市出身)
こんにちは!
私は静岡県浜松市の出身で、この春から福知山市に住み始めました。
今回は私が福知山に来て実感した地元あるあるを紹介していきたいと思います!
同じ出身地で共感してくださる方がいたらうれしいです。
1.餃子にはもやしがセット‼
浜松といえば浜松餃子が有名ですが、浜松で餃子を食べるときは、茹でたもやしを添えるのが定番の食べ方です。
(私はつい最近まで全国共通の食べ方だと思っていました…)
餃子をフライパンで一度にたくさん焼くため、円形に並んだ状態になります。円の中心が開いていると寂しいという理由でもやしを添えるようになったそうです。
シャキシャキのもやしが餃子と相性抜群です!
お家で餃子を食べる機会があったらぜひ挑戦してみてください!
2.小学生の間に誰もが経験する30分間回泳‼
その名の通り、市内から集まった小学生たちが、30分間プールの底に足を一度もつけないように泳ぐという行事です!
私は小学5年生の時に経験しました。もともと泳ぐのが苦手でしたが、一度でもプールの底に足をついたり、プールの壁に触ったりしてしまうと不合格になってしまうため、必死に平泳ぎを続けられるように練習したのを覚えています。
子供たちを水の事故から守るために、長い距離を泳ぎ続けたり、長い時間浮き続けたりする力を養うことが目的だそうです。
3.ハンバーグといったら「さわやか」‼
浜松と言ったら、餃子や鰻などが有名ですが、最近では「さわやか」のハンバーグも定番グルメとなっています。静岡県内全域に展開しているチェーン店で、県内だけではなく県外のファンも多く、多くのお客さんが訪れます。
私も何度か食べに行ったことがありますが、とても人気があるため、待ち時間が一時間以上になることも珍しくありませんでした。
牛肉100%のハンバーグが炭火で焼き上げられ、熱々の鉄板に乗せられてお客さんのもとに運ばれてきます。そして、店員さんが目の前でハンバーグを切り分け、適度な焼き加減になったところで、ソースをかけてくれます。
思い出したらとても食べたくなってきました…
静岡県内のみの出店なので、もし静岡県に行く機会があったら是非食べてみてください!
今回は3つのあるあるを紹介させていただきました!
福知山公立大学に入学し、日本各地から集まった学生と交流することで、相手の地元の文化を知ることができるのはもちろん、自分の地元の文化の特徴に気づくこともできました。
これからも新しい文化を知っていくうえで、自分が体験してきた文化を大切にしたいと思いました!
4人目 Ojimmy
地元、六甲山の名所
Ojimmy(兵庫県神戸市出身)
神戸と言えば・・・・海!!というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか?
しかし神戸には山にも魅力が沢山あります。ということで、今回は神戸の山について紹介します。神戸の山で有名なのが、神戸市をはじめ、西宮、明石まで広がる六甲山。一度は訪れたい六甲山のおすすめスポットを紹介します。(あくまで個人的な意見です)
1.せわしない日常から少し離れて四季の移ろいと美しい音を楽しもう
自然に触れ、リラックスする落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめなのが、
ROKKO森の音ミュージアム。六甲山の四季折々の自然の表情が楽しめるナチュラルガーデン、SIKIガーデン~音の散策路~。音楽家による野外コンサートなど、音にちなんだ野外展示が沢山!SIKIドームやハンモック、ベンチなど自然の音をゆっくり楽しんだり、触れたり動かすことで楽しめるオルゴールなど盛りだくさんです。
また、森のCaféやミュージアムショップなどの施設もあるので、1日中楽しめます。
森の中でゆっくり深呼吸しませんか?
2.一緒にした冒険は一生忘れない。
とにかく動き回りたい!!そんな人には、六甲アスレチックパークGREENIAがおすすめ。大人気動画投稿グループ・フィッシャーズ監修のもと、7つのエリアで構成されており、子供から大人まで、幅広く楽しめる施設です。日本最大級と圧倒的スケールを誇り、全員が主人公となって、多彩なアスレッチクで遊ぶことができます。山だけでなく、空、水辺、全てが舞台となります。
広大な森の中で非日常を体験し、童心に返って全力で遊んでみませんか?
いかがだったでしょうか?ほかにも六甲山には魅力的な施設がいっぱいあります。
休日のお出かけに少し足を運んでみませんか?