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コラム:「いつでもどこでもマインドフルネス」というコンセプト
書籍のタイトルである「いつでもどこでもマインドフルネス」というコンセプトは、じつは真新しいものではありません。
それは、禅の教えであり、忙しい日々にこそ、一つひとつを丁寧に というメッセージに通じるものです。
曹洞宗のウェブサイトには、「日常に禅の教えを取り入れる」というコーナーで紹介されていたり、「生活禅」という言葉があったりもします。
履物を脱ぐときに履物が乱れていませんか?履物を揃えることで心も揃います。身近なことから始めてみましょう。一つひとつの身のこなしに目を向けることで私たちの生活も調えられていきます。丁寧な所作が人格を作るのです。
禅の修行は、何も特別な事だけではありません。顔を洗う。歯をみがく。お風呂に入る。トイレを使う。そうした日常の一コマ一コマが、身を調え、心を調える修行になるのです。
私たちは自分自身のことをどれだけわかっているでしょうか?
日常生活において意外と見落とされがちなのが自分自身のことではないでしょうか。
一度足を止め自分自身のことを見つめ直す。
もしかしたら新しい自分に出会えるかも知れません。
禅の修行というと敷居が高く身構えてしまうかもしれないですが、
「いつでもどこでもマインドフルネス」というコンセプトを掲げることで、より仕事や日常生活に取り入れやすくなればと願っております。
仕事の合間に、たった1分で心が整う「マインドフルネス」実践48事例集
続編は、noteで週1連載中
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