5問目 ボウズ頭は高いシャンプー使わないほうがいいでしょうか泣

前書き:

この前、質問箱で答えた質問ですが、色々補足して
ロングverにしました。

本文:

単刀直入で言いますと、いいえ、むしろもっといい物でケアしたほうがいいかも。

なぜかというと、確かに坊主頭は髪の量(長さの意味)は少ないですが、でも同時に頭皮の露出度が多くなって、注目されやすくなるではありませんかね?
フケ、炎症、赤み、ニキビ… もし他の人よりもっと注目された頭皮にこんなことがありましたら、どう思いますか?
たとえ他人の目に無関心としても、自分の頭皮が痒い、かゆい、カユイ!って状態なら、自分でも辛いでしょう。
それに、髪の量(長さの意味)が少なくなったから、頭皮はより多く紫外線からのダメージを受けてますわ、毎日。

よって、清潔で健康な頭皮はとても重要だと思いますわ。

では、どうすれば清潔且つ健康な頭皮を手に入れるかというと、答えの一つはシャンプーです。

言うまでもないですが、シャンプーの基本機能は「洗浄」です。
その「洗浄」の対象は髪だけでなく、頭皮もです。
当たり前なことですが、忘れられがちなことですね。

だがしかし!「ただ洗浄を求めるなら、高いシャンプーではなくてもいいんじゃない?」と思いますでしょう?
いやいやいやいや。それは違います。

高いシャンプーはなぜ高いのか、ご存知かしら?
ブランドなどのビジネス要因もありますが、シャンプーに含んでいる科学の力も忘るべからず。

その一、よりいい洗浄力。
また当たり前のことを言っちゃいました。すみません。

その二、強い洗浄力を補佐する潤う力。
単なる洗浄力を求めるなら、石鹸で十分ではありませんでしょうか。ではなぜ石鹸を使わないですか?
答えは、強すぎた洗浄力で皮脂が必要以上になくなり、頭皮が痒くなる人もいますから。
よって、補佐役の程よい潤う力は不可欠だ。
ただ、その「程よい」が難しいです。強すぎると油分が多くて、ニキビなどが発生しやすいし、弱すぎると何のために?になっちゃいますね。
その「程」をちゃんとコントロールするのが研究開発室の技術者たちの努力です。
奥さん、これお金掛かりますわぁ。

※コンディショナーは髪に作用するので、頭皮に使うと逆効果になり、おススメしません。

その三、男でも違和感なく使える香り。
「オンナじゃねぇし!香りなんて石鹸のでええちゃうか!」
と思ってる男前の貴方、坊主頭でモテたいと思いますですか?
石鹸の香りはもちろんいいですよ。でもそれだけじゃ物足りないですわ。
想像してみて。貴方の学生時代は体育系の主将でした。その頃はいつも坊主頭でずっと汗臭いか石鹸の香りの二択一のイメージでした。今でも坊主頭で職場で熱々働いていた。頼もしくて会社では高評価されてるんですが、何故かモテない。
ある休日は、貴方は普段通りカジュアルな服で出かけていた。でも石鹸ではなく、いつもと違うシャンプーを使いました。そして街ですれ違ったあの子はまさか後輩の花子さんでした。
「ああ、いい香り。いい男かしら。」と思って、花子さんは振り向いた。
そこにはいつも見慣れた暑苦しい(すみません)後姿のなずですが、何故か今日は普段と違う一味を加えて、より逞しく見えた先輩の、男性の背中!
はぁ~惚れます~!

これが、香りのフィルター効果です。
柑橘系で爽やか。深みのあるローズ系でカリスマ。海洋系で健全な大人風味。ベリー系で甘々美味しい系!香りのマジックを使ってみませんか?

香水よりも肌に溶けていて、何より上品な香水より高いシャンプーのほうが断然に安い!

だがしかし!男でも違和感なく使える、新鮮、且つ上品な香りは基本高いです。何にせよ、市場に「男=石鹸」の商品が多いですから、新しい道を開拓するには手間が掛かりますよ、奥さん。

安いシャンプーも香りますが、「男向け」でなければ、結構女性っぽい香りをするものが多いので、使いますなら、どうかお気をつけて…


おっと、長文で失礼しました。

いかがでしたか?
ボウズ頭は高いシャンプーを使ってもいいと思いますが、
あまり「高いの」を追求してはお財布が傷んじゃいますので、
自分(と自分のお財布)に合うシャンプーが一番いいと思いますわ。

ご閲覧、ありがとうございました!

(はぁー 喋った、喋った…)

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