ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル10月号感想⑦】事例研究NEWライフスタイル 40代独身男性、異業種に転職したい。年収が半分以下でも生活は成り立つ?
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル9月号についての感想続きです。
特集の感想に一区切りつけて、事例研究の感想を書いていきたいと思います。タイトルは「40代独身男性、異業種に転職したい。年収が半分以下でも生活は成り立つ?」です。
転職、勇気がいるよね
今が恵まれてると思うほど、やりたいことであっても新しい道に踏み出すには勇気がいりますよね。
私自身は実は転職!っていう感じのものは経験がありません。
出産のためとか、療養のためにいったん退職ししばらくしてから新たな職に就くか、派遣先の変更かどちらかなのです。
なので転職って少し憧れがあったりします。
今回の相談者の方は、大手企業に技術職としてお勤めの方です。会社が早期退職制度を実施することになり、地元の未経験職種に転職を考え始めた、ということです。
いいですね。やりたいことを前向きに考えるの大好きです。
早期退職制度のほかに転職支援制度が
相談者の方にとってよかったのは、現在の勤務先に転職支援制度があり、最長1年間手取り給与の6割くらいの手当をもらいつつ転職活動ができることです。
現勤務先に所属しながら、転職先で仕事できるなんてとても恵まれているように思いました。
このように、きっぱり区切りをつけては次に進むのではなく、片足を残した状態で次の一歩を踏み出すのは、素晴らしいリスクヘッジだと思います。
私自身も、退職後はやりたいことができるよう、今から職場には副業申請してソフトランディングを狙っています。
相談者のように手厚い早期退職制度、転職支援制度がなかったとしても、副業で試す、ボランティアで関わるなどやり方はあるはずだと思います。
どうあるのが自分にとって快適か
会社勤めは定年があり、いつかはその仕事から離れる日が来ます。
できるだけ今の職場にいて、定年になったら働くこと自体をやめリタイアするというのも、立派な考え方だと思います。
一方、今よりもう少し緩やかな形で、できるだけ長く働き続けたいと考える人もいます。
今回の相談者や私は後者のタイプですね。
マネープランが心に安定をもたらすはず
年収が半減するというのは、それだけで考えたらつらい選択になるでしょう。
しかし、割り増しの退職金は半減した年収のどのくらいにあたるのか、など具体的に金額を考えていくと踏み切るかどうかの判断がつけやすいように感じました。
また、想定どおりにいかなかったとき、撤退する勇気も必要だと思います。
その場合も、預金がここまで減ったら考え直す、などと決めておくとよいように思いました。
自分の身に当てはめて考えることができる、興味深い相談事例でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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