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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル9月号感想①】FPを取り巻く「新しい金融」①

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル9月号についての感想です。

今号の特集は「#AI #メタバース #NFT #デジタルバンク……FPを取り巻く『新しい金融』」です。
第1部の「フィンテックの新潮流『新しい金融』を追う」について感想を書いていきます。

フィンテックという言葉は浸透しているのか?

この特集記事は以下のようなリード文で始まっています。

金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語「フィンテック」も、日本に浸透し始めてから10年以上が経ち、(後略)

FPジャーナル9月号より

「10年以上かかっているなら、それはまだ浸透していないだろう」と思わず突っ込んでしまったほど、空虚な文章に驚きました。

フィンテックなんて、ごくごく一部の層しか使わない言葉だと思います。
だって何を指しているのか、全然イメージできないからです。

記事内で挙げられている「主要なフィンテックサービス」は以下のとおりです。

  • オンライン決済

  • モバイル決済

  • ソーシャルレンディング

  • クラウドファンディング

  • 低コストの海外送金

  • 個人間送金

  • ロボアドバイザー

  • オンライン証券

範囲が広すぎて、これらサービスをひとまとめにして「フィンテック」と呼ぶ意味はあまりない気がします。
また、昔ながらの金融サービスだって今やテクノロジーを使っていないなんてことはあり得ない訳で、フィンテックとなる境界線がよくわからない、と思うのです。

フィンテックなんて言葉を持ち出さない方がよかったのではないでしょうか。

技術は個人勢が使えるサービスを増やした

私はオタクなので、例えばコミケをはじめとする各種即売会で、個人サークルでもキャッシュレス決済を使えるようになったあたりに技術の進化を感じます。

個人間送金などもそうですね。
金融機関に行かなければならなかったようなことが、手元のスマートフォンで完結するようになっています。

私が便利だと思うのは、銀行のキャッシュカードがなくてもコンビニATMでスマホ入出金ができるサービスです。
財布を忘れて外出してしまうことがたびたびあるので(サザエさんと呼んでください…)、そんな時にとても助かります。

「お金」を触らない日が増えているなあ、というのは実感しますね。

フィンテックwに囚われすぎて、本題に入れませんでした。
明日に続きます〜。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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