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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル9月号感想⑤】FPを取り巻く「新しい金融」⑤

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル9月号についての感想続きです。

今号の特集は「#AI #メタバース #NFT #デジタルバンク……FPを取り巻く『新しい金融』」です。
第2部の「FPと金融機関が挑む『新しい金融』」について、数回に分け感想を書いていきたいと思います。

NFT (Non-Fungible Token)

NFTの直訳は「非代替性トークン」。偽造不可能な証明書付きのデジタルデータのことを言います。

NFTと対になるのが暗号資産(仮想通貨)などの代替性トークンです。

どちらもブロックチェーン技術を使っているのですが、暗号資産は誰が持っていても同額であれば同じ価値(代替可能)であるのに対し、NFTは唯一無二のものとして偽造不可能な証明書が付けられます。
NFTが高値で取引されることがあるのは、その唯一性に価値があると認められるからです。

トークンとは、ブロックチェーンとは、などまで書いてもよいのですが、需要はあるのかなあ…
もし読みたいよーという奇特な方がいらっしゃったらコメントくださいませ。
今日はいったんここまでにしますね。

コインチェック:NFT取引所(マーケットプレイス)Coincheck NFT(β版)

先日も写真やイラストの素材販売サイト内に置かれた写真データが、作者以外から出品されたものだったという事件がありました。

同様なことはNFTでも起こっているし、キャラクターなどの商標権を侵害するようなケースもあるでしょう。

そんななか、扱うNFTの種類を限定するというのは売り手、買い手双方とも厳選するという意味で良い方法だと感じました。

また、保有することで得られる価値(ユーティリティ)重視のNFTが登場という箇所では、ちょうど先日「ビール×NFT」という「Crypto Beer Punks」のクラフトビールを購入したところなので、これからのあり方として興味深く読みました。

三井住友フィナンシャルグループ:セキュリティトークン、ソウルバウンドトークン

社内ビジネスコンテストから新たなブロックチェーン技術の応用に乗り出した、とのことで果敢にチャレンジしているのはすごいと思いました。

特に譲渡不可能なNFTであるソウルバウンドトークン(SBT)は、教育の履歴やスキルを記録するものとして、教育部門でも注目している技術です。
今後どのように使われるのかが楽しみです。

マイナカードもSBTにしちゃえばいいのに

私にとってはブロックチェーン技術の方が信頼できるという皮肉を感じてしまいました。

さらにさらに明日に続きます。でも明日で終わるはず。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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nico
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