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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル4月号感想⑤】 事例研究NEWライフスタイル
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル4月号についての感想続きです。
今回の事例研究は「30代夫婦。資産形成を続けてきたが、住宅購入やFIREをしても問題ない?」について感想を書いていきます。
久しぶりの若年層相談者
ここ数ヵ月、私と同年輩の女性相談者が続いていましたので、若い相談者は久しぶりですね。
39歳と40歳のご夫婦で、金融資産5,448万円というのはすごいです。以前にFPのアドバイスを受けているとのことですが、それを忠実に守っているまじめなご夫婦なんだろうなと思わされました。
何のためにお金を貯めるのか
これは以前にも書いたことがあると思うのですが、お金が貯まり始めると、それを減らすのがとても怖くなってしまう人がいます。
住宅購入のような場合であっても躊躇するというのは、結構重症なのではないかと感じました。
コラムに「まずは資産形成」という意識からライフプランありきへ方向転換を促す、とありました。
闇雲にお金を貯めようとするのではなく、使うために必要な額だけでよいというふうに考え方を変えてもらえたのではないかと思いました。
4パターンのキャッシュ・フロー計算書(CF表)
FPのとても贅沢な使い方です。
CF表の考え方を理解するために、1つ試してみるのには賛成なのですが、4つともなればプロの手を借りるのもよいと思います。
しかも最初に3種のCF表を検討していたら、妻の夢を引き出せたという胸アツ展開でした。
ポートフォリオの適正化
ポートフォリオが投資に偏りすぎているため、「一部売却、または投資を控えて預貯金を増やす」というアドバイスがありました。
住宅購入をする場合、頭金や諸費用などで現金が必要となることが多いのです。
しかし、注文住宅でない限り不動産は出会いという運に左右されることが決して少なくないようです。(私の周囲の経験者談)
そして出会ってしまったらすぐに現金支払いが必要になるので預貯金をふらすように、ということなのだと思われます。
お金がもたらしてくれるのは選択肢
なぜお金があった方がよいのか、という問いへの私の答えは「選択肢が多くなるから」です。
同時に余裕が持てるようになります。
より多くのお金があった方が安心できそうですが、現実には逆のことが多いです。
何がしたいのかから逆算する方が気持ちも落ち着くのかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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