ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想③令和版 住宅取得の10ヵ条
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想続きです。
今号の特集は「FPと考える・いまどき・後悔しない 令和版 住宅取得の10ヵ条」です。
Part2「令和版 住宅取得 10ヵ条」について何回かに分けて感想を書いていきます。
第3条 住宅ローンの金利タイプは慎重かつ戦略的に選ぶ
長く低金利が続いたため、変動金利が変動する可能性をあまり真剣に考えてこなかった方も少なくないかもしれません。
7/31の利上げでにわかに心配になった方もいるかもしれません。
すぐに固定金利型に借り換える、などは必要ないというのが私の考えです。
実際に住宅ローン金利に反映される前の今年中に、どれだけの影響があるのか、ぜひ試算を行っていただきたいと思います。
記事中に「変動型を借りる場合には、返済額が抑えられる分、貯蓄をしておくといい」という記述がありました。
これはぜひ実行していただきたいアイディアだと感じます。
ローンがまだまだ残っている場合にはその貯蓄から金利上昇分を捻出することもできますし、繰り上げ返済してローン期間を短くして残債を減らし金利分を抑えるという考えもあります。
第4条 返済期間はライフプランに照らして考える
35年ローンって私にとってはとても長く感じるのですが、借りている方にとってはどうなのでしょうか。
団信があり、契約者が死亡したらその先の返済はなくなるので長い期間で借りるという意見を見たことがあります。
そういう考え方もあるのだなあと驚いた記憶です。
実際には定年や引退の時期、子どもの年齢などを考え合わせてローン期間を考えるのが適切でしょう。
私自身は資産形成にならないものの購入にローンを用いることに抵抗があり、これまで住宅購入はせずに生きていました。
家賃は転居の自由を確保するサブスクリプションと考えています。
今後、家を借りるのが年齢的に難しくなったら一括払いで家を買うかもしれませんが…。
明日に続きます。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。