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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル3月号感想③】 資産形成で失敗しないための9つのステップ③

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル3月号についての感想です。

今号の特集は「FPだからできるライフプランに基づく投資アプローチ」です。
第2部の「FP4名に聞いた!私の資産形成アドバイスのポイント」続きです。

資産運用に興味を持ってもらう

「お金を増やしたい」という動機はあっても、運用そのものに興味を持っている人は確かに少ないかもしれません。

どんな分野が伸びそうか予測するためには社会情勢始め、さまざまなことを知っておかなければならないこともあり、見通しが当たったときの喜びはひとしおだろうと思うのです。
そう考えると、勉強会に長期に渡って参加している人がいるというのも納得です。

投資の本来の意味からすれば、自分が応援したいと思うものに資産を投じるためには、企業等の研究は欠かせないはずですから。

今は個別株式より投資信託が選ばれる割合の方が高いですが、今後、投資者が成長していくと変わってくるかもしれませんね。
その場合はこういった勉強会の需要が高まるように感じました。

続けやすい資産形成

長期・積立・分散投資とよくいわれます。
しかし、日本での投資信託の保有期間は平均して4年弱と、以前より長くなってはいるもののまだまだ「長期」と呼ばれるようなものではありません。

これは私たちに大いに反省すべき課題があります。
そういった意味でも、この「続けやすい」というのは大切な観点だと思われます。

想像するに、多くの場合は価格の値下がりに耐えられなくなって売ってしまうのではないかと思うのです。

しかしもしも定時積立をしているとしたら、その価格下落は購入のチャンスであり、売却している場合じゃないというように考えられるはずです。

このように知識により「続ける」ことができるケースもあれば、記事中のように投資を取り入れる費用を明確にすることで、「続けられる」ケースもあるのだと思いました。

以上、前回とあわせて4名のFPによる資産形成アドバイスです。
私自身の考え方と大きく外れるものはなく、逆に新しい発見も特にありませんでした。

ただ、寄り添うと口で言うのは簡単ですが、実際に行動するのは根気強さが求められ大変だと感じます。
顧客が一人きりならまだしも、何人か同時に進行しているととても大変に思えてしまいました。

記事中のFPの方々は使命感をもってその大変なことに取り組んでいらっしゃるのだなあと感じました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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nico
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