ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル6月号感想④FPのための基礎から学ぶ地政学講座

nicoと申します。

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日本FP協会より届くFPジャーナル6月号についての感想です。

「FP課外ぜみなーる」は今号から「FPのための基礎から学ぶ地政学講座」です。

地政学とは地理的な条件がその国の政治・経済・安全保障戦略にどのような影響を与えるかを考察する学問、ということで世界情勢を俯瞰するために役立ちそうです。

地政学における2つの大事な分類

本稿では4つの基本的な概念となっていますが、私は2つの分類に2つずつの項目ととらえました。

すなわち、「ランド・パワー」(大陸国家)と「シー・パワー」(海洋国家)。
そしてユーラシア大陸の中心部である「ハートランド」とハートランドを取り巻く「リムランド」です。

日本はシー・パワーでありリムランド。
ロシアはランド・パワーでありハートランド。
フランスはランド・パワーでありリムランド。
ということになります。
アメリカやオーストラリアはユーラシアではないのでシー・パワーの分類のみです。

私はこれまでこのように世界を大別して考えたことがなかったので、新しい見方を得ることができました。

掛け算がもたらしてくれるもの

自分の得意を2つ3つと掛け合わせていくことでオリジナリティが生まれる、とよく言われます。

本稿の執筆もCFP認定者です。
世界経済を語る際に、地政学からの視点が持てると説得力が増しそうです。

私にとってはこれまで縁のなかった分野なので、これからの連載が楽しみです。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。