ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想②令和版 住宅取得の10ヵ条
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想続きです。
今号の特集は「FPと考える・いまどき・後悔しない 令和版 住宅取得の10ヵ条」です。
Part2「令和版 住宅取得 10ヵ条」について何回かに分けて感想を書いていきます。
第1条 マンションは将来の資産価値も考えながら地域や物件を選ぶ
「言うは易し」で、みんなそうしたいと思っていてもなかなかできずにいるのではないでしょうか。
住宅の三極化とし以下が紹介されていました。
価値維持、あるいは上昇
なだらかに下落
限りなく無価値あるいはマイナス
かつて不動産は、購入時より値上がりするものでした。
そのため「家賃を払うなら購入の方が資産になるからよい」と言われたのです。
しかし、ごく一部の物件しか値上がりしないのであれば、住宅購入にはもう少し慎重になるべきではないでしょうか。
記事中には「永住するなら無価値に近づく物件も対象になる」とありますが、自分たちはそれでよくても、無価値の不動産を相続した人は、なかなか売れずに苦労するのでは、と思ってしまいます。
第2条 戸建ては高性能住宅の優遇制度をフル活用する
戸建てで考えなければならないのは、その地域は消滅せずに継続するのかどうかだと思います。
これから人口減少が進むと、ごみ収集などのサービスが受けられない地域が出てくる可能性があります。
スモールシティ構想に乗って住み替えることができればよいのですが、「この土地から離れられない」とみんなが言い出すと、サービスがとてつもなく割高になるかもしれません。
空き家の戸数が年々増えているため、住宅の価値がこれまでとは変わってくることも考えられます。
建物は今、新築住宅購入で住宅ローン控除を受けられるのは省エネ基準適合住宅のみですから、適合する必要があります。
私は、考えれば考えるほど住宅購入のデメリットが気になってしまい、今まで購入の決断ができずにきてしまった人間なので、記事を読みながら勉強したいですね。
明日に続きます。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。