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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル1月号感想③】FPができる「心」と「お金」のサポート③

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル1月号についての感想続きです。

今号の特集は「治療の長期化、高額化が進む“がん” 患者と家族に向き合うために FPができる『心』と『お金』のサポート」です。
第1部の「FP実務家による座談会 医療機関の相談現場で実感するがん患者を支えるFPの役割」の続き「座談会に参加したFP3人に聞いた『がん相談における私の活動ポイント』」について感想を書いていきます。

黒田尚子氏

がんサバイバーである黒田氏は、患者家計サポート協会を立ち上げ、患者支援の専門家FPの育成に取り組んでいるそうです。

がんサバイバーであれば、より患者さんの困りごとのニュアンスを汲み取ることができるのだろうと感じました。

一方、がん罹患経験のないFPに対して、患者さんが心を寄せてくれるのかという懸念もあります。
育成されるほどの専門家FPであれば余計に、学びはしたものの発揮の場がないというのは辛いと思うので、その辺りのフォローについても付記していただけたら安心できるのに、と思います。

永津直弘氏

父母と妹をがんで亡くし、「がんと暮らしを考える会」の活動をしていらっしゃる方です。

なるほど、がん患者家族という当事者もあり得るのだと気づかされました。

そういう意味では、私も母ががんサバイバーなのでがん患者家族だったのですね。
家族からの相談、ということなら私にもイメージできそうです。

川崎由華氏

この方もがん患者家族ですが、子どもの頃からがんという病気に関心があり、がん治療関連薬を製造販売する製薬会社に勤務後、FPになられたそうです。

より医療に近い場面で相談を受けていらっしゃいます。

医療知識もFP知識もどちらも備えるというのは、誰にでもできることではないと思います。

前のお二人が、なるべく多くの方に相談を届けると活動しているのに対し、川崎氏はより高い次元で相談にのることを考えていらっしゃる印象を受けました。

アプローチ法はさまざま

3人の方の活動ポイントを読み、がんに関わる、と一言で言ってもアプローチ法はさまざまなのだな、と感じました。

現在の私は、自分の経験が活かせそうな生活立て直しサポートということに関心が向いていますが、今後がんに罹患して関心の方向が変わるかもしれません。

最新情報が得られるよう、常にアンテナは起こしていたいと思いました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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